美容スペシャリストな自分になるために
作成:2017.05.29
美容師と水商売の共通点とは
美容師と水商売は似ていると言われる部分があります。この2つの仕事の共通点は一体どこなのでしょうか?なぜ似ていると言われているのか、簡単に説明していきます。
接客方法やコミュニケーションが大切
美容師と水商売はなぜ似ていると言われているのでしょうか?共通点のその一は、接客する上でお客様とコミュニケーションをとることが大切です。美容師は、お客様の顔を覚えたり特徴を覚えたりします。その上で会話を弾ませたり、好みを把握したりしなければいけません。
お客様の髪質・長さ・顔の形・骨格・肌色などを考えたうえで、お客様の希望のヘアスタイルを作ります。しかし、お客様との会話やコミュニケーションをとる中でその方のヘアスタイルを考えたり、簡単なセットを考えたりすることもあります。
しかし、中には話したくないというタイプのお客様もいます。少ない会話の中で、お客様の好みや希望の髪型を考えなくてはいけません。接客でお客様の真意を読み取るということが大切になります。
美容師は国家資格ですが、美容師としての技術だけあればいいという訳ではありません。技術と接客が高く求められる仕事なのです。
集客や指名など実力次第の人気商売
カリスマ美容師という言葉があるように、美容師には指名制度があるお店があります。中には指名待ちで予約がいっぱいになってしまう人もいます。固定客がつくことで、給料が上がったり、自分のお店を構えたりすることができます。
ですが、このようなカリスマ人気美容師になるということは簡単なことではありません。自分の固定客をつけるということは、美容師のカット技術だけではなく、この人をまた指名したい、と思わせる力が必要です。
そのためには、お客様の個人データをしっかりと把握しておく必要があります。お客様の情報を覚えていなくてはいけないのです。なぜかというと、せっかく来てもらったのに、前回の話の続きが出来なかったり、そもそも話についていけないような状態を作ってしまったりしては、不快に思うお客様もいるかもしれないからです。
お客様データ・以前来た時の会話内容などを完璧に覚えておくことは大変難しいです。相当な記憶力が無ければいけません。美容師の中には、お客様の特徴や会話内容を毎回メモして、必死に覚えている人もいるようです。
一日何人も接客している場合は、その量も多くなっていきます。カリスマ美容師になるということは、技術だけではなく裏の努力も重要となります。
どちらも特別な技術が必要な仕事
水商売では、お客様のハートをがっちりつかむ特別な技術が必要になります。時事ニュースを把握して会話をしたり、疑似恋愛の状態を作りだしたり。そして、お酒の作り方といった部分も学ばなければいけません。
美容師も美容師技術の他に接客技術が求められる仕事です。どちらも無くてはならない、特別で唯一無二のお仕事と言えます。
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