仕事や職場を選ぶ権利は人には必ずあります。美容師としてAというサロンで働いていたけれど他のお店で働いたり、全く違う仕事を選んだことでAというサロンを辞めることもあります。
しかしその後何らかの理由でAというサロンに出戻り元の美容師として復帰する場合もありますよね。そんな出戻り復帰する理由についてご紹介しましょう。
元のサロンに出戻りする多くの理由とは?
職場を退職するのに理由があるように、美容師が元のサロンに出戻りして仕事に復帰するにもたくさんの理由が挙げられます。
その中でも割合が多いと言われているのは結婚や出産によっての退職。夢半ばな思いや生活をする為に職探しをしている際に、やはり自分としては美容師として食べていきたいという思いをした多くの女性が出戻りするパターンです。
家庭に入ろう、育児に専念しようと思って退職をしても美容師としての遣り甲斐ある仕事を忘れられない。生活が落ち着いたから仕事に復帰したいという思いの元、出戻りをするパターンです。
また、他店で働いてみたい、多くの経験が出来るのではないかと同業転職をし出戻ることも決して少なくありません。比べる対象があるわけですから以前働いていたお店の方がお給料がいい、待遇がいいなどの理由となり出戻りするのです。
出戻り雇用のメリットは?
では、オーナーとして出戻り雇用に対してのメリットはあるのでしょうか。雇用に関して言えば、本来ならば年齢も若くこれから様々なことを吸収するスポンジのような人材が好まれると言われます。
しかし、美容師の雇用は新人さんも必要ですが、経験者は即戦力となる為に非常に貴重な存在となります。しかも以前働いていたサロンですから仕組みなどを一から教えることはありません。
サロンを退職している間には多くの経験をし、人としても大きく成長していることでかなり期待されます。
しかしこれには一つ条件があると言います。それは、転職をして他店で働いている間に人間関係が崩れた、揉めた、トラブルを起こしたという出戻りの理由がないことです。
美容師は評判もとても大切です。これらはどれだけ技術を上げていたとしても出戻りが歓迎されることはありません。
経験して分かることもあります
美容師が出戻りをして復帰する理由とサロン側のメリットについてお伝えしました。美容師の出戻りの理由の多くは悪い理由ではありません。その人の人生設計においてプラスになる道を歩み、結果出戻りしたお店が働きやすいと理解出来たことで復帰を果たします。
問題を起こさず、真面目に仕事や人生に取り組むことが出来る美容師であれば出戻りは歓迎される業界です。