美容スペシャリストな自分になるために
美容師として褒めるテクニックとは
お客様に興味を持ち質問から入る
褒めるテクニックのうち最も大切なことは、意外にも単純なことです。それは「お客様に興味を持つこと」。誰でもそうだと思いますが、興味がない相手を褒めるというのはとても難しいことで、興味が無いのに無理矢理褒めようとすると、非常に雑な褒め方になってしまいます。
そのため、まずはお客様に興味を持ってみることから初めてみてください。お客様に興味を持てるようになると、自然にお客様に対する質問などが出てくるはずです。
例えば、爪をキレイに整えてネイルなどをしているお客様の場合は、褒めるポイントですね。でも、単に褒めてしまうと、不自然です。そのため、「どこでネイルをしているんですか?」などの質問から入り、次にネイルを褒めながらどうネイルにこだわったか問いかけるなどして、自然に褒める言葉を出すととても自然に褒めることができます。
また、ファッションの場合も同じです。美容室に足を運ぶ女性は比較的おしゃれなお洋服に身を包みます。
ファッションというのは大きな褒めポイントです。しかし、会ったばかりで「お洋服がとても可愛いですねぇ~」と流れで褒めてしまうのはあまりにも不自然です。
そのため、質問から入ります。「そのお洋服はどこのブランドですか?」、「とてもおしゃれですね。こだわりのブランドとかはあるのですか?」などを問いかけて、質問をしながら褒めるというテクニックはよく用いられる方法で集客にもつながります。
物事をポジティブに捉える
正直なところ、褒めるところがなかなか見つからないこともあります。そんなときには物事をポジティブに捉えることが大切でしょう。
例えば、美に対する意識がそれほどなく、ヘアケアも大雑把なお客様がいたとします。その場合、大雑把というイメージを「大らかな性格」だと転換させることが大切です。すると、その人の弱点を楽観視することができるようになり、どんな弱点の場合でも良い印象を持てるようになり、それが褒めるポイントにもなります。
褒めるテクニックを身に着けて集客率を上げましょう!
人を褒めるというのは、意外に難しいですが、しっかりと褒めることができるようになれば、集客率を上げる結果にもつながるので売上に関わります。そのため、まずは身近な人の良い部分を褒める練習からしてみてください。身近な人を自然に褒められるようになると、お客様も自然に褒めることができるようになり、褒めるテクニックを習得するための近道になります。
この記事に関連するキーワード
関連求人を探す