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大学進学後にどうやって美容師に?

大学に進学してから、もしくは大学卒業後に美容師として活躍してみたいという夢を持ったという人も少なくないはずです。そこで、今回は大学在学中や、大学卒業後の美容師資格を取得方法について解説をしていきます。

大学在学中の美容師免許取得方法について

大学在学中に美容師免許を取得するためには、美容学校「夜間コース」がおすすめです。夜間コースはその名の通り、夜間に単位を取得できる講義を受けることができるコースです。講義を受けることができる時間帯は学校により異なりますが、おおよそ17時~21時の間に受けることができるので、昼間は大学に通い、夜は美容学校の二重在学ができます。

しかし、二重在学をするためには強い意志が必要です。実際に夜間コースには二重在学で資格取得を目指している人もいますが、ほとんどの夜間コース通学者は昼間サロンワークをしています。そのため、技術的な講義を受けるときに、実際にお客様に接している人と競い合うことになってしまいます。大学在学中の場合、練習をする時間がとりにくい中、サロンで働いている同級生との技術的な差をカバーする強い意志が必要となるのです。

また、国家試験は筆記と実技を行います。ほとんどの人は普段のサロンワークで髪の毛に慣れているので、上手な人が多いのですが、大学在学中の場合は筆記に合格できたとしても、実技で不合格になる可能性が高いのが現実です。練習をする時間を土日などにしっかりと設けて、計画的に練習を進めて行く必要があります。

大学卒業後の美容師免許取得方法について

大学卒業後の美容師免許の取得は、在学中に比べると楽にできます。実家暮らしで収入を得なくてもよいという人の場合は、昼コースで平日の昼間にまとめて講義を受けて、2年間で卒業することができます。その間国家試験取得のための筆記対策や実技試験対策を集中して行えるため、あらゆるコースの中で最も合格率は高いです。

収入を得ながら、技術を身に着けたいという人の場合は、通信制がおすすめです。通信制は通常2年間のスクーリングが1年伸びて3年間のスクーリングが必要になりますが、年間を通して卒業に必要な74単位を課題提出や分けて行われるスクーリングで取得することができます。

スクーリングの回数などは学校により異なりますが、1ヶ月に3回のコースや5回のコースなどがあり、まれに1回のコースなどもあります。サロンワークを通して髪の毛に慣れながら、本格的に美容技術を学べる反面、筆記試験の学習はほとんど独学で行わなければならないため、国家試験では筆記試験の合格率が下がります。

自分のライフスタイルに合わせた学び方ができる

このように美容師学校を卒業する方法はたくさんあり、自分のライフスタイルにあった学び方ができます。しかし、国家試験に合格できるかどうかはやはり努力次第です。空き時間などを利用して、国家試験対策問題を解いたり、国家試験の実技練習などを行い、美容師免許の取得を目指しましょう。

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