美容師の仕事って食事をする暇もないほど忙しいというイメージがありますよね。繁忙期と呼ばれる季節は特にそうです。実際に美容師はどれくらい忙しいのでしょうか？また1年の内で美容師にとっての繁忙期はいつなのでしょうか？
ここでは、これらの質問にお答えしていきたいと思います。
美容師は本当に忙しいの？
忙しいというイメージが強い美容師ですが、実際のところ人気サロン以外は常に忙しいというわけでもありません。
どの仕事もそうですが、美容師の仕事にも繁忙期とそうでない時期とがあります。「いつ予約を入れても3ヶ月先まで予約がいっぱい」というサロンも中にはありますが、ほとんどのサロンでは暇な時期もあり、予約がガラガラという日もあります。ですから、美容師とはいえ常に忙しいわけではないのです。
他にもいえる点として、サロンの規模が大きいか、それとも小さいかという点も美容師の忙しさに影響があります。都会にある大型サロンともなると、スタッフの上下関係が厳しいために新人スタッフは先輩スタッフよりも早く来て、先輩スタッフの後に帰るのが礼儀とされていることが少なくありません。
また勉強会やミーティングが頻繁にあるところもあります。そのため休日以外ではプライベートの時間がほとんど取れないというケースもよくあります。
一方、小さいサロンだと意外と融通が利くことが多いので、新人スタッフでも早めに帰宅したりすることができ、プライベートの時間を持ちやすい傾向にあります。
美容師は営業時間外の仕事も多い
サロンにもよるのですが、美容師は営業時間外の仕事も多くあります。例えば、勉強会。とくに大手のサロンでは美容師は定期的に勉強会に出席することが求められます。
大抵の場合はオフの日に出席することになるので、頻繁に勉強会に行く場合は休みがなかなか取れないということも少なくありません。
美容師の技術を向上させるためには練習が欠かせません。そのため、サロンの閉店後に練習のための時間が設けられているサロンもあります。お客さんが帰ってからの練習となるので、ほとんどの場合、夜遅くまで帰ることができません。
勉強会や練習のための時間の他に、サロンによっては、仕事の後にミーティングを定期的に開いているところもあります。この場合も、全員参加することが求められますから、早く帰宅するということはできなくなってしまいます。
オンオフをきちんと切り分けて繁忙期に挑もう
このように美容師は勤務するサロンによっても忙しいか、そうでないかは変わってきますが、どこのサロンに勤めていたとしても繁忙期はほぼ同じです。
イベントごとや各シーズンの節目などにより忙しくなる時期もあります。この時期の忙しさは覚悟しておきましょう。また、ゆっくり時間がとれる間に思いっ切りリフレッシュし繁忙期に臨みましょう。