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美容師にとっての必需品って?

美容院でドライヤー
美容師には、仕事をするうえで大切にしなければいけない必需品がたくさんあります。今回はそんな美容師の必需品をアシスタントとスタイリストに分けてご紹介していきます。まだ持っていないという人は、なるべく早めに揃えるようにしましょう。

アシスタントの必需品

アシスタント美容師の必需品と言える道具は「ハンドクリーム」、「メモ帳」の2つです。「ハンドクリーム」は必ずと言っていいほど必要になります。アシスタントの業務は主にシャンプー。
 
お店の規模やアシスタント人数により1日のシャンプー数は変わりますが、多い店舗では15~20回ほど流しやシャンプーなどをすることがあるので、シャンプーの合間に小まめにハンドクリームで保湿をしなければ手がガサガサになり、手が髪の毛に引っかかるようになってしまいますよ。
 
「メモ帳」は持っていなければ、注意を受けることもあります。アシスタント時代は毎日が勉強です。カラー剤の調合内容や、髪質に合ったパーマ剤の選び方など、このお客様のような髪質には、どのような薬剤が適しているのかなど、技術的なことや先輩美容師が接客時にどのような会話をしているのかなどのメモを取る必要があります。
 
小型のメモ帳をポケットに忍ばせておきましょう。

スタイリストの必需品

スタイリストの必需品のなかでも、特に大切な道具は「ドライヤー」、「シザーケース 」の2つです。「ドライヤー」は基本的にはサロンが用意していますが、業務委託制のサロンなどでは、ドライヤーを用意していないことが多いので、自分用のドライヤーを持っておくと便利です。
 
ドライヤーは1,500W以上のものがおすすめ。風力が強いので、短時間で髪の毛を乾かすことができますよ。
 
「シザーケース」は特に「ベルトタイプ」と「卓上タイプ」の2つを持っておくと便利です。サロンによってはワゴンが少なく、ワゴンの上に置く卓上タイプのシザーケースは使用不可のサロンがあります。
 
逆に、高級感を出すためにベルトタイプのシザーケースの使用を禁止しているサロンもあります。そのため、どちらにでも対応できるように、両方のタイプを持っておきましょう。
 
ちなみに、卓上タイプのシザーケースはプラスチックで作られているものがありますが、ワゴンの上に置くと滑ってしまいシザーを落とす可能性があるので、滑りにくいタイプを購入するか、ケースの下に敷ける滑り止めなども必要になりますよ。

道具を揃えて快適に仕事ができるようにしましょう

美容師は仕事をするうえで、たくさんの道具が必要になりますが、特に今回ご紹介した必需品は、仕事のパフォーマンスに関わるものなのでしっかりと揃えるようにしてくださいね。
 
また、なかには道具のメーカーに規定があるサロンもあるので、購入前に確認することを忘れないようにしましょう。

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