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作成:2016.09.14

美容師

髪にやさしいヘアカラー! ハーブやアロマの力で美髪をキープするオーガニックヘアカラーとは


 
好きな色に染めてオシャレを楽しめるヘアカラーですが、「繰り返しやっているうちに髪が傷んでしまった」「どうしてもパサつきが目立つ」と嘆く声もよく聞かれます。カラーリングはキューティクルを開いて脱色・染色をするため、髪を傷めずに行うことは難しいんですね。
 
「オシャレしたいけれど、ダメージを最小限に抑えたい…」というのも人情。今回は普通のカラーリングよりも髪にやさしいと言われている“オーガニックヘアカラー”について紹介していきます。カラーリングを考えている人も美容師の人も、ぜひ知識として蓄えてくださいね。
 

オーガニックヘアカラーとは

カラーリング剤は主に酸化染料・アルカリ剤・酸化剤から作られています。オーガニックヘアカラーは基本的にはノンシリコン処方で、それに加えてオーガニック成分が含まれているため、普通のカラーリング剤よりも頭皮や髪にやさしいと言われているんですね。製品によって差はありますが、ヨモギやローズヒップといったハーブ成分や安全性が高く低刺激で知られるホホバオイルなどを配合していることが多いようです。
 
また、刺激臭が強い普通のカラーリング剤に比べると、オーガニックヘアカラーはニオイがきつくないというのもメリット。ハーブ類に加えて、うるおいを与えたりツヤを出したりする効果があると言われているアロマオイルが入っていることもあるため、良い香りの中でリラックスしながら髪を染めることができます。
 

オーガニックヘアカラーの苦手分野

普通のカラーリング剤に比べると、オーガニックヘアカラーのカラー力はマイルドなため、明るい髪色には向いていません。金に近い茶色や鮮やかな赤などには染められないということですね。オーガニックヘアカラーは、ナチュラルな色合いの髪色にする時に利用するようにしましょう。
 
そして、色持ちが悪いとされていたのもオーガニックヘアカラーの特徴です。しかしこれに関しては、最近はだいぶ改善されてきているようで、保湿と紫外線対策をきちんとしていれば普通のカラーリング剤と同じくらいの色持ちが期待できると言われています。

自分でできるオーガニックヘアカラー

黒髪の場合はサロンで施術してもらうことがほとんどですが、白髪の場合は専用のオーガニックヘアカラーが市販されているので、自宅で行うこともできます。白髪染めしたいけど髪を痛めるのは避けたいという人は、一度試してみてはいかがでしょうか? 以下では自宅で使える主なオーガニックヘアカラーの製品をご紹介します。

カラーミーオーガニック

世界39カ国で使用されている、100%自然由来のヘアカラーです。カラーリングの性能はもちろん、キャップやハケ、手袋といったカラーリングをする時に必要なものがすべてセットになっているのでとても便利。お値段も2,000円弱とお財布にやさしく、チャレンジしてみるにはもってこいですね。

グリーンノート オーガニータ

フランスを本拠地とする世界最大規模の国際有機認定機関ECOCERTで認められた、ナチュラル&オーガニックのヘナカラー。何万回もの試作を繰り返して編み出されたという絶妙な配合で、染色力には定評があるようです。全6色から選べ、価格はこちらも2,000円前後。気になった人は、自分に合ったカラーで試してみると良いでしょう。
 

Author:美プロ編集部

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