夏場には海や山でレジャーを楽しんだりするため、太陽の光を浴びる機会が増えますよね。そのため、気づいたら髪の毛がパサパサになっていた、なんて経験をしたことがある人も多いんじゃないでしょうか? また、夏の髪は紫外線だけでなく海やプールの水によっても傷んでしまいます。
そこで夏場の髪のケアは、ひと工夫する必要があるんです。ここでは夏に髪を傷めないためのヘアケアや、ダメージを受けてしまった後のアフターケアをご紹介。美容師を目指している人にとっても、夏のヘアケア方法を知っておくと仕事に役立つはずですよ。
INDEX
■なぜ夏は髪が傷みやすいの?
■ダメージを防ぐ夏のヘアケア3選
■ダメージを受けた際のアフターケア
なぜ夏は髪が傷みやすいの?
夏は紫外線量が1年で一番多いため、髪や頭皮に紫外線の影響を受けやすいんです。紫外線を浴びた髪は、潤いが失われて表面のキューティクルが剝がれたり、切れ毛が起こりやすくなったりしてしまいます。その結果、ツヤがなくなり、ゴワゴワとした感触の髪に。また、海やプールに行くと、海水に含まれる塩分やプールに入っている塩素の影響で髪がダメージを受けます。そこで髪を濡れたまま放置すると、髪のタンパク質が流れ出して傷んでしまいます。濡れた髪の毛を放置せずに、乾かすようにして下さいね。
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ダメージを防ぐ夏のヘアケア3選
夏は思う存分楽しみたい!という方も多いはず。キャンプや海水浴、川遊びやプール、何かと屋外で遊ぶ事も多いのではないでしょうか。しかし、夏が過ぎた頃に髪の毛がパサパサになっていた!なんて事もあるでしょう。楽しい夏を過ごす前に、髪の毛へのダメージを防ぐようにして下さいね。夏のヘアケア3選をご紹介します!
1.日焼け止めミストやスプレーを吹きかける
まず外出する時は、髪の水分を逃がさないようにしっかりとミストで髪に潤いを与えてあげましょう。さらに日焼け止め用のヘアオイルやスプレーで髪をコーティングすると、より効果的に紫外線によるダメージを防げます。
長時間、屋外にいるとわかっていれば日焼け止めスプレーも持ち歩くと良いでしょう。2時間おきにスプレーをしなおす事で効果が続きます。また、屋外の日光を浴びる場合にはSPF50以上のものを使うのがおすすめです。
2.日傘や帽子で紫外線から髪を守る
日焼け止めスプレーやヘアオイルを使用した上で、日傘や帽子で紫外線をカバーするとさらに効果的です。
日傘や帽子は紫外線から髪を守ってくれるだけでなく日陰を作り冷涼効果ももたらしてくれます。交差点の信号待ちなど、日陰が見つからない時にも助かりますよね。おしゃれも取り入れながら、ツバが大きめの帽子を選んでみてはいかがでしょうか。
3.髪はしっかり乾かしておく
なぜ髪を乾かしておくと良いのでしょうか。というのも、乾いた髪の毛に比べて濡れた髪は紫外線の吸収率が何倍も高いのです。紫外線を吸収する事でキューティクルが損傷し、潤いのない髪になってしまいます。そのため、外出前のシャワーや海水浴やプールで濡れた髪はしっかり乾かしておく事でダメージを抑えられますよ。髪が濡れないように密着度の高いスイミングキャップを被るというのもおすすめです。
また、夏の暑さで顔周りや首周りに汗が溜まることが多くなるものですが、汗の塩分は髪を傷める一因になります。こまめに汗を拭いたり、髪が汗についてしまわないようにアップスタイルの髪型にしたりと気をつけていくことも大切です。
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ダメージを受けた際のアフターケア
夏場の強力な紫外線によってダメージを受けた髪や頭皮は、いつもよりしっかりと栄養を与えてあげましょう。まず、紫外線を浴びた髪は刺激に敏感になっているため、シャンプーはシリコン成分の入っていないものや、オーガニックの低刺激な成分が使われたものを選びましょう。また、すすぐ際には38℃程度の少しぬるめのお湯で流すようにすると刺激を防げます。さらに、いつも通りにトリートメントやリンスをした後に、“洗い流さないトリートメント”やヘアケア用の美容液を塗って、しっかりと栄養を与えるのもオススメです。
そして海やプールに入った後は髪に塩分や塩素がついているため、なるべく早めにシャワーですすぎ、しっかりと洗い流すようにしましょう。また、海に行ったときはできれば早めにシャンプーやトリートメントをして、家に帰ってからもう一度シャンプーをすることをオススメします。海周辺の水は硬度が高く泡立ちが悪いため、しっかりと塩分を洗い流すことができないからです。
トリートメントなどでカバーすることも大切ですが、まずは塩素などの汚れをすぐに落とすことが大切なのです。
◆ポイント
- シリコン成分の入っていないシャンプーを使う
- オーガニックの低刺激成分のシャンプーを使う
- 38℃程度のぬるま湯で髪を洗う
- トリートメントにプラスして美容液なども使う
- 海水浴やプールに入ったら、なるべく早めにシャワーですすぐ