美容スペシャリストな自分になるために
作成:2020.10.23
美容師が使う専門用語!モデルハントやレイヤーとは一体どんな意味?
どこの業界にも少なからず存在する、専門用語。もちろん美容師たちの間でもたくさんの専門用語が使われていますよ。普段サロンの中で美容師たちが話している言葉で、「???」と思う言葉もたくさんあるはず。今回は、美容師たちが使う専門用語の種類とその意味についてご紹介します!意味を知っておくことで、美容師さんとの会話もスムーズになること間違いなし。
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カットに関する専門用語
まずは、美容室のメニューの1つであるカットに関する専門用語をご紹介します!
- インレイヤー
- 内側の髪を短くして、見た目の動きを出すカット技法
- ウェットカット
- 髪を濡らした状態でカットする方法。ドライカットと比べて髪へのダメージが少ない
- エフェクトカット
- 少しずつそぎ落とすようにカットするのが特徴的な、髪の長さや量の微調整をする際に使われるカット技法
- グラデーションカット
- 毛先の長さを変えることで、全体的にまるみをおびたようなシルエットにするカット技法
- シャギー
- 毛先にいくにしたがって細くなるようなカット技法
- ストロークカット
- ブロッキングした毛束の下側を、毛先に向かって細くなるようにカットしていく技法。全体的に軽い質感に見え、内巻きにまとまりやすくなる
- スライス
- カットをするためにコームで細かく分け取った毛束のこと
- スライドカット
- ブロッキングした毛束の下側を、根元に向かって細くなるようにカットしていく技法。髪全体のボリュームをおさえることができる
- ドライカット
- 髪が乾いた状態でカットをする方法。細かな毛量調整が可能でありスタイリングがしやすい
- ブロッキング
- 髪を小分けにまとめて留めること
- レイヤー
- 上の髪が短く、下に行けばいくほど長くなるカット技法。シャギーと違って髪が細くなることはない
- レザーカット
- かみそりを使って髪をそぐようにしてカットする方法
カラーに関する専門用語
続いては、カラーリングに関する専門用語をご紹介します!
- アッシュ
- グレーがかった透明感のあるカラーリングのこと
- 暗髪
- 黒染めまではいかない、暗い色のカラーリングのこと
- グレイカラー
- 白髪を染めるためのカラー剤のこと。ブラウンをベースにしているものが多く、褪色しにくいのが特徴的
- 褪色
- 髪のカラーリングが褪せること
- ハイライト
- 髪の毛の一部分のみを細くブリーチし、立体感のあるカラーリングにする技法
- ファッションカラー
- お洒落染めのこと。白髪染めよりも色のバリエーションが多いのが特徴的
- ブリーチ
- 明るいカラーリングをするために、一度髪の色素を抜くこと
- ヘアマニキュア
- カラー剤と異なり髪の表面にのみ着色をするため、褪色がはやいものの髪が傷みにくいのが特徴的
- メッシュ
- ハイライトと同様に一部の髪色を明るく脱色・染色する技法。ハイライトよりもくっきりとベースカラーとの差を出すのが特徴的
- リタッチ
- 伸びてきた髪の根元部分の色を、染めている部分の色に合わせるというカラーリング技法
- ローライト
- 髪の毛の一部分のみをベースカラーより暗く染色し、立体感のあるカラーリングにする技法
ヘアスタイルに関する専門用語
続いては、ヘアスタイルに関する専門用語をご紹介!ここで紹介するような名称を伝えることで、美容師さんにも理想のヘアスタイルが伝わりやすくなりますよ。
- アシンメトリー
- 左右非対称にカットされたスタイルのこと⇔シンメトリー
- シニヨン
- ポニーテールの髪を丸くまとめたヘアアレンジ。お団子ヘアとも言う
- ショートカット
- 耳が隠れるくらいの長さのこと
- シースルーバング
- 透け感のある前髪のこと
- 触覚
- 顔のすぐ横の髪、顔に沿うように切りそろえたスタイルのこと
- スパイラルパーマ
- 髪をロッドにらせん状に巻き付け、ボリューム感を出したパーマのこと
- ツーブロック
- 髪の長さに段差が出るように刈り上げるスタイルのこと
- マッシュ
- 髪全体が丸みを帯びたフォルムになるように、前髪~襟足まで同じ長さに切り揃えられたスタイルのこと
- ボブ
- 襟足の長さで髪を均等に切り揃えるスタイルのこと
- ポニーテール
- 髪を頭の後ろで1つにまとめたヘアアレンジのこと
- ベリーショート
- ショートヘアの中でも特に短く、耳が見えている状態の長さ
- 前上がり
- 後頭部から顔側にかけて髪が短くなっていくスタイルのこと
- 前下がり
- 顔側から後頭部にかけて髪が短くなっていくスタイルのこと
- ミディアム
- 鎖骨よりも長く、胸よりも短い長さのこと
- 夜会巻き
- 髪をねじって髪留めで1つにまとめたヘアアレンジのこと
- ロブ
- ボブよりも少し長く、肩のあたりで切り揃えられたスタイルのこと
- ワンレングス
- 前髪から後ろの髪まですべて同じ長さに切り揃えられたスタイルのこと
ポジションに関する専門用語
続いては、美容師たちのポジションや役職に関する専門用語をご紹介します。美容室で働いている美容師たちもそれぞれ異なる名称があるので、ぜひ覚えておきましょう。
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- アシスタント
- 美容師の見習いのことであり、カットをすることができないためスタイリストのサポート的な役割
- ジュニアスタイリスト
- アシスタントとスタイリストの間の存在。カットはできるものの、まだ駆け出しであり練習中のスタイリストのこと
- スタイリスト
- お客様に対してカットやカラーの施術を行う、いわゆる美容師・理容師のこと
- トップスタイリスト
- スタイリストの中でも特に技術が高かったり経験が長かったりするスタイリストのこと。美容室の顔とも言える存在
- オーナー
- 美容室の運営や美容師たちのマネジメントを行う、お店の代表。店長を兼任している場合もあり
- レセプション
- 見送りや会計、予約管理など、施術以外の接客を行う人のこと
- フロント
- 受付のこと。レセプションと同じ意味で使われる
その他、美容師が使う専門用語
その他にも、美容師同士の会話や、何気なく言われる美容師からの説明の中に出てくる専門用語をいくつかご紹介します。「クロスかけますね~」「リップラインまで切り揃えますか?」など、聞いたことのある言葉も多いはず。
- イヤートゥイヤー
- 頭のトップを通り、左右の耳の付け根を結ぶ線のこと
- ウィッグ
- 髪の長さを変えたり色を変えたりするために装着するかつらのこと。ファッション用として取り入れられることが多い
- エクステンション
- 髪につけて長さを変えることのできる人口の毛束のこと
- キューティクル
- 髪のもっとも外側を覆う、表皮に当たる部分
- クロス
- 髪やカラー剤が身体に付着しないようにかぶる、プラスチックのケープのようなもの
- コテ
- 熱によって髪をカールさせるための道具。主に髪をカールさせる際に使用される
- ヘアアイロン
- コテと同様に、熱によって髪をスタイリングするための道具。主に髪をまっすぐにする際に使用される
- コーミング
- コームをつかって髪を梳かすこと
- サロンワーク
- 美容室の中でお客様を相手に働くこと
- シザー
- ヘアカットの際に使うハサミのこと
- 縮毛矯正
- 薬剤に熱を加えて、髪をまっすぐに矯正する方法
- スリーク
- つやがあり滑らかなストレートヘアのこと
- ダッカール
- 髪を留めるのに使うヘアクリップのこと
- テンション
- 髪を引っ張る強さのこと
- バング
- 前髪のこと
- ブロー
- ドライヤーを使って濡れた髪を乾かすこと
- モデルハント
- 美容師たちのカット・カラー練習に付き合ってくれるモデルを探すこと。街中で立って声を掛ける場合が多々
- リップライン
- 唇の端から延長したラインのこと
- ロッド
- パーマの際などに、髪を巻きつけてカールをつけるための道具
- ワインディング
- パーマをかける前に、ロッドに平巻きに髪を巻き付ける方法
専門用語の意味を知って、美容師さんとの会話をスムーズに
専門用語を全く知らない状態だと、美容室で飛び交う会話を理解できないことも多いはず。基本的な専門用語を頭に入れておくだけでも、担当美容師さんとの会話がスムーズになること間違いなし。毎回のカウンセリングの時間も短縮できるかもしれません。美容師との距離を縮めて仲良くなるためにも、ぜひ今回ご紹介した専門用語を覚えておいてみては?
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