がっつり盛っていないのに、女子力がしっかりアップすることで人気のガーリーメイク。最近のトレンドは濃いメイクより、素肌っぽいナチュラルさを出すメイクです。そのためナチュラルさを取り入れたガーリーメイクが人気を集めているんですね。
ガーリーという名前がついているため、ついつい尻込みしてしまうオトナ女子もいるかと思います。ですが、子どもっぽくならない大人ガーリーなメイクも存在するんです。自分に合ったガーリーメイクのやり方を、参考になる有名人と合わせてチェックしてみましょう。
ズバリ! ガーリーメイクとは?
ガーリーメイクとは色々なものをどんどん足していくメイクではなく、ばっちりメイクから必要なものだけを残した“引き算メイク”です。ガーリーメイクのポイントは、透明感あふれる素肌っぽいベースメイクとガーリーなピンク色を上手に使うこと。あくまでもふんわり、スウィートな雰囲気を大切にしながら作り上げるメイクなんですね。
20代にオススメ「ナチュラルガーリー」
ベースメイク
20代のお肌はみずみずしさを保っています。とはいえ、中にはニキビ跡やクマなどが気になる人もいますよね。そんな時は下地を塗ったあと、丁寧にコンシーラーで修正していくといいですよ。スティックタイプのものや固形タイプのものは厚みが出やすくなってしまうので、20代のうちはNG。リキッドタイプやクリームタイプのものを選びましょう。素肌よりワントーン明るいものを選ぶと、ハイライト効果によってより美肌に見えます。
修正が終わったらファンデーションを塗ります。ここでは粉っぽさを抑えるため、リキッドファンデーションを使うのがオススメ。全体にまんべんなく塗れたら、パール系のフェイスパウダーをはたけばベースは完成です。
アイメイク
アイシャドウはブラウン系を使い、目尻に下がり気味に入れましょう。アイライナーを引くときも同じように下げ気味に入れることで、愛されタレ目を作ることができます。アイホール全体には素肌に近い薄いブラウンを入れれば、ナチュラルな雰囲気を演出できますよ。
チーク
チークは、頬の高い位置にまんまるに入れるとキュート。目の下に広範囲にわたってチークを入れるのもかわいいですが、“おフェロメイク”になってしまうので要注意です。
リップ
口紅は肌なじみの良いピンクベージュや淡いピンクなどを使います。どうしても濃いめの色を使いたいという時は、口紅の上から薄い色味のリップグロスを塗ると良いでしょう。また、自分の唇よりもほんの少しだけオーバーリップ気味に塗って、ぷっくりした唇を作るとガーリー度がアップしますよ。
アラサー以上なら「大人ガーリー」
ベースメイク
基本的にはナチュラルガーリーと手順は同じです。ですが、30代以上になると「シミやそばかすが浮いてきた」「肌のくすみが…」なんて声が聞こえ始めます。そこで、30代以上なら素肌よりもワントーン暗めのコンシーラーを使いましょう。明るい色を使うとシミやそばかすが逆に浮いてしまい、悪目立ちします。
ファンデーションは若干お値段が張りますが、リキッドファンデーションとパウダーファンデーションのいいとこ取りをしているエマルジョンファンデーションがベスト。ファンデーションを塗った後にはカバー力の高いフェイスパウダーを使えば、美肌作りが完成します。
アイメイク
20代と同じようにブラウンだけでメイクしても良いのですが、ここはあえてアイメイクでもピンクを使って攻めていきたいところ。アイホール全体に薄めのブラウンをのせたら、その上に淡いピンクのアイシャドウを重ね塗りします。下まぶたにも細くピンクを入れれば、甘すぎない大人ガーリーの目元に! アイラインはブラックではなくブラウンを使うと、よりやさしいイメージの仕上がりになります。
チーク
目のななめ下あたりに、うっすらとチークを入れていきます。レッド系よりもオレンジ系のピンクを入れると、自然な血色に見えますよ。その際には子どもっぽく見せないために、まんまるではなく楕円形に入れるのがポイントです。
リップ
口紅で塗りつぶすよりも、色付きのグロスであっさり仕上げるのが上級テク。目元をしっかり目のメイクにしたため、リップは薄めにしておきましょう。チークの色と合わせると統一感が出て、全体的にまとまりのあるメイクになりますよ。
お手本にしたい! ガーリーメイクの有名人
大原櫻子
正統派ガーリーメイクの大原櫻子。流行中のアーチ眉にせず、太めで自然なまゆ毛にしているところがナチュラルさを際立たせています。太めの眉にする場合は髪の色と合わせるのがポイント。バラバラの色だと違和感が出てしまい、オシャレ太眉ではなく野暮ったい太眉になってしまうんです。また、涙袋にやわらかく入れるハイライトや、ツヤのあるピンク色の口紅も、ガーリーメイクをする上でぜひとも参考にしたいですね。
宮﨑あおい
透明感抜群な美肌が魅力な宮﨑あおいは、大人ガーリーメイクをするときに真似をしたい芸能人です。ベースメイクに加えて、顔周りにシェーディングを入れ、ツヤ感のあるフェイスパウダーを使うとメリハリのある顔立ちになります。まつ毛をキレイにカールさせつつも決して強調しすぎない目元や、やりすぎていないチークやリップは、大人ガーリーにふさわしいメイク方法と言えますね。
男子の心をグッとつかめそうなガーリーメイクを見てきました。ピンクを効果的に使うことで、やさしくてかわいい女子っぽさをアピールすることができるんですね。自分に合った魅せ方で、ガーリーメイクを楽しんでいきましょう!