秋を迎える前のお肌についてのアンケートをご紹介。夏を乗り越えた肌に起きやすいトラブルや、それらを防ぐための紫外線アフターケアの方法を取り上げていきます。夏を乗り越えて肌が疲れていると感じる方は要チェックですよ。
夏の終わりの肌ダメージ
夏も終わり秋を迎えると、強かった日差しも和らいできます。夏場は紫外線対策を完璧にするという人も、涼しくなると日傘や日焼け止めの出番が減って油断しているのでは？ ある化粧品会社は、30代から50代の女性に夏の終わりのお肌についてアンケートを実施。この時期の女性のスキンケアの実態が明らかになりました。
「夏の終わり、肌状態にどのような変化がありましたか？」という質問には、「シミが出来た・増えた」が38.8％、「くすみが気になる」が25.3％という結果に。約6割の女性が、夏前よりも肌の色状態に変化が起きたと感じているようです。強い紫外線は肌のターンオーバーの機能を乱し、色素沈着によるシミやそばかすの原因に。紫外線ダメージは忘れた頃に肌の表面に現れ、白く滑らかな肌とは程遠い状態になってしまいます。
肌の色の他には、「乾燥する」「たるみが増した」などの回答も。紫外線は肌内部のコラーゲンも破壊してしまうため、これらの肌トラブルも紫外線が原因かもしれません。夏の紫外線でダメージを受けた肌は“夏枯れ肌”と呼ばれ、アフターケアをしっかり行わないと更なるトラブルに繋がる可能性があります。
秋口の紫外線アフターケア
「今年の夏、紫外線対策のスキンケアをしましたか？」という質問には、68.1％の人が「はい」と回答。ですが、「秋を目前に、夏の肌のアフターケアを行っていますか？」という質問には「いいえ」と答えた人が69.4％もいました。夏の間の紫外線は防いだつもりでも、お肌のどこかにダメージが残っているかもしれません。秋口のアフターケアまでしっかり行うことで、シミやシワのない綺麗なお肌を保ちたいですよね。
紫外線を浴びた肌はターンオーバーが乱れているため、まずは古い角質を取り除くことから始めましょう。クレンジング、洗顔をしっかりと行ったら、ピーリングやスクラブなどの角質ケアを取り入れて細胞の循環を手助け。ただし、肌がひどく弱っている場合や短いスパンで行ってしまうと逆効果になるので、調子を見て週に1回ほどのペースがおススメです。
シミやくすみには、美白効果のある化粧水も効果的。化粧水をたっぷりと染み渡らせたら、乳液でしっかりとふたをすることも忘れずに。また紫外線は秋になっても照射されているため、肌を露出するときは必ず日焼け止めを塗ることで更なるダメージを防げるはず。季節に合わせたケアで、次の夏も綺麗な肌で迎えたいですね。