舞妓さんのメイクについて取り上げていきます。モデルで女優の桜井日奈子が舞妓姿をInstagramに公開したことや、舞妓さんの使う化粧品などを紹介。「舞妓さんに憧れる!」と興味をお持ちの人はぜひ参考にしてください。
桜井日奈子の舞妓姿に絶賛の声続出!
艶やかな着物に美しい立ち姿の“舞妓さん”。一度は憧れたことがある女性もいると思います。ネット上には「京都に行った時に見た舞妓さんが綺麗すぎて忘れられない!」「一度は舞妓さんになってみたい」と憧れの声も少なくありません。
そんな中、8月29日にはモデルで女優の桜井日奈子がInstagramを更新し、舞妓姿を披露。自身の「LINE LIVE」チャンネルで動画を配信する際に、舞妓姿に挑戦したようです。桜井はInstagramに「道を歩いた時はたくさんの観光客の方に写真を撮って! っていわれて、すごく気分が良かった」とコメント。また、「写真で見ると笑っちゃいますね」と少々照れているようですが、写真に写る桜井は本物の舞妓さんにも負けない美しさ。水色、赤、黄色、ピンクなどカラフルな配色が施された着物を纏い、黒髪の日本髪にはピンクと赤の髪飾りがあしらわれています。メイクもバッチリと決まっており、白塗りの肌に優し気な眉、眼のふちに赤いアクセントがあるのがいかにも舞妓さんという雰囲気。真っ赤な口紅が小さな唇を演出しており、奥ゆかしい日本女性という印象です。
この姿にはファンからも「調和がとれていて、すごく雅!」「とっても似合ってる」「うわぁ、この美しさは見惚れてしまう」「なんて素敵なの!?」と絶賛の声が続出。元々可愛らしい桜井ですが、舞妓姿の見事さに多くの人が驚きました。
舞妓さんの化粧はどうなっているの?
舞妓さんのメイクは独特ですが、一体どのような方法であの綺麗な顔を作っているのでしょう? まず舞妓さんが使っている化粧品は一般的な女性のコスメとは違い、舞妓さん専用のものが使われています。化粧下地には「鬢(びん)つけ油」というものを用いるのですが、この油を手で温めてから、顔、首、襟足から背中にかけて伸ばしていきます。続いて、あの特徴的な白肌を作るのが「練白粉(ねりおしろい)」。水で溶いたものを刷毛で顔や首、胸に塗ります。
眉は緩やかな曲線が出るように描き、優しいラインに。アイメイクは、黒いアイラインをまぶたの上だけに引き、次に“魔よけ”を意味する赤いラインを目尻に入れます。そして小ぶりな唇を演出する口紅ですが、「棒紅」と呼ばれる固形状の紅を水で溶いたものを使用。筆で塗り、仕上げに飴を溶かしたものをつや出しのために重ねて完成です。メイクに30分から1時間ほどかかるのですが、これだけ手間がかかっているなら時間がかかるのも納得ですね。
自分で舞妓さんのメイクをするのは、道具を揃えたり技術が必要だったりして中々難しいもの。京都には舞妓体験ができるお店もあるので、専門家にお任せするのがいいでしょう。舞妓姿で京都の街を歩けば、きっといい思い出になりますよ。