髪色ごとに似合う着物の色を紹介。テレビ番組『サンデー・ジャポン』に赤毛で着物を着こなす家元が登場したことや、髪色と着物の組み合わせ方、着物姿を印象的に見せるヘアアレンジについて取り上げていきます。
赤い髪に着物が似合う“ギャル家元”が話題！
画像出典：「五月千和加」instagram
女性の美しい着物姿というと、色白で黒髪の女性をイメージされる方が多いと思います。ただ、着物に似合う髪色は“黒髪”ばかりとは限らないようす。8月20日に放送された番組『サンデー・ジャポン』には“日本舞踊五月流”の三代目家元である女性・五月千和加が登場。日本の伝統文化の担い手にふさわしく着物姿だったのですが、その髪色はなんと真っ赤。番組MCの爆笑問題・太田光はその姿に疑問を持ったようで「そんな頭にしていても怒られないの？」と質問しますが、五月は「私の流派では（ルールを）私が決めておりますので」と家元らしい発言をしていました。
派手な髪色から“ギャル家元”と呼ばれることも多い五月ですが、ネット上では「この人すごくキレイ！」「五月千和加さんのビジュアルが素敵すぎて見とれてしまう」との声が続出。放送では赤い髪をアップスタイルにまとめ、花柄の散りばめられた薄いピンクの着物を着ていたのですが、その姿を魅力的に感じた人は多かったようです。
黒髪・金髪・ブラウンヘア… 自分の髪色に似合う着物の色は？
では、五月のように髪色と着物をうまく合わせるにはどのようなポイントに気をつければいいのでしょうか？
まず、黒髪の人は赤や白、青などのはっきりとした色がおススメ。肌の白さが際立ち、黒髪の艶やかさが綺麗に映えます。またダークブラウンは比較的どんな着物にも合わせやすい髪色。着物の色との相性を悩まなくても、自分の好みの着物を選べばしっくりくるはず。明るいブラウンや金髪は濃い色との相性が抜群。黒髪では重たい印象になってしまう色でもよく合います。
また、着物を着るような晴れの日には、髪型も印象に残るスタイルにしたいですよね。ちょっと工夫をしてヘアアレンジに個性を出してみてはいかがでしょうか？
着物に似合うヘアアレンジで簡単に出来るのが大きな髪飾りを使ったアレンジです。ショートヘアなら、髪全体にスプレーをした後に、指やクシなどで逆毛を立て、横に流した前髪を大きな髪飾りで留めれば“ポンパドール風”のヘアアレンジが完成。かっこよさが際立ちます。
また、着物を着る際のまとめ髪は後頭部の中央に作ることが多いですが、あえて左右どちらかにずらせば色っぽさが漂う印象的なスタイルに。ヘアアイロンでゆるく巻いてからまとめ、大きめの髪飾りをつければオシャレ度もグッとアップしますよ。
普段あまり身につける機会の少ない着物だけに、せっかく着るならオシャレに着こなしたいですよね。ぜひ自分の髪色とマッチする着物を見つけて魅力的に変身しましょう。