スポーツする時には汗を大量にかくので、メイクが崩れがち。そこで今回は激しい運動をしても崩れにくいメイクのテクニックを紹介します。フィギュアスケートや新体操といったアスリートの“メイク事情”も取り上げているので、参考にしてみてください。
スポーツ中にうってつけのメイク方法
スポーツをする時にすっぴんになるか、きちんとメイクをするべきか迷ったことはありませんか? ネット上には「汗でメイクが落ちていくと悲惨なことになりそう…」といった声が上がっていて、メイク崩れを心配する人が多いようす。ですが適切な方法さえ知っていれば、スポーツ中でも崩れにくいメイクを保つことは難しくありません。
まず下地としてUVケア効果の高い日焼け止めを塗り、その後に崩れにくいリキッドタイプのファンデーションでベースメイクを施していきます。シミなどをピンポイントで隠せるコンシーラーを使うのも有効で、ネット上には「ファンデーションは使わずに、どうしても気になるところだけコンシーラー使ってる」「あごと鼻付近の赤みが気になるから、コンシーラー使って消してる。その上からパウダーはたいて、薄めのチークで終了」という声も。
続いてアイメイクは汗で黒くにじんで“パンダ目”になるのを避けるため、耐水性能の高い「ウォータープルーフ」のアイライナーとマスカラを使用。ただしウォータープルーフは水に強く、油分に弱いという性質があるのでファンデーションと混ざらないように注意して塗りましょう。
仕上げとして“コーティング効果”があるメイク道具を使用すれば、さらに崩れにくくなります。アイライナーやマスカラの「トップコート」や、汗で落ちないまゆ毛を描ける「アイブローコート」を使えば汗だくになってもアイメイクを維持することができるはず。
その一方、アイシャドウやチークは工夫して塗っても汗で流れ落ちることが多いようす。汗で落ちにくいアイテムだけでメイクを完成させる方法を、普段から練習しておくと良いかもしれません。
プロのアスリートはどんなメイクをしてるの?
種目によってはプロのスポーツ選手でも、メイクを施したまま本番の競技に臨みます。例えばフィギュアスケートは演技の美しさだけでなく、見た目の華やかさも競技の一部になっているもの。
今注目のフィギュアスケート選手・本田真凛はメイクにこだわっていることで知られ、競技で使用する曲や衣装に合わせたメイクを取り入れています。10代の若さでコーセー化粧品とスポンサー契約を結んだことも話題で、部屋にはメイク専用の戸棚を作るほどの化粧好き。これからどんどん大人っぽいメイクにも挑戦していく姿に期待できますね。
また、新体操もメイクが必須となっている種目です。遠くから見守る観客や審判にアピールできるように、まぶたの上下に大きく広がるようにアイラインを施して目力をアップ。さらにハイライトを鼻筋や頬骨などに乗せて、顔に立体感を出しています。もちろん汗で崩れにくくすることも大切で、ベースメイクはリキッドファンデーションをしっかり肌に密着させるのがポイント。
「どうせ汗で落ちてしまうから…」とメイクを諦めていたすっぴん派の人も、運動がさらに楽しくなる“スポーツメイク”を試してみてはいかがでしょう?
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