汗が気になるこの季節。「職場に着いたらもうメイクが崩れてる…」なんてこともありますよね。でも時間がないからと言って雑に化粧直しをしてしまうと、余計にべたついたり逆にヨレヨレになってしまうことも。今回は、短時間で簡単にできる正しい化粧直しの方法を見ていきましょう。
むやみに重ねて塗るのはNG!? 夏の化粧は薄づきに
化粧崩れしやすい夏場だからこそ、メイクをするときに日焼け止めに下地やコンシーラー、ファンデーションにパウダー… とついつい重ねてしまいがち。でも、重ねるほど化粧は崩れやすくなってしまいます。UVカット効果のある下地を使い、ファンデーションとパウダーの両方使いはやめるなどの工夫をして、なるべくベースメイクの工程を減らすことを心掛けてください。
崩れにくいベースメイクを施しても、時間が経てば汗などで多少浮いてきてしまいます。そんなときにそのまま上にファンデーションを重ねるのはNG。ファンデーションを何度も重ねると時間が経つにつれてさらに崩れやすくなってしまうので、化粧直しのときには代わりにプレストパウダーやルースパウダーを軽く乗せるのがおススメ。メイクもヨレにくく、透明感のある仕上がりになりますよ。また、皮脂や油をそのまま放置しておくと、黒ずみや肌荒れを招いてしまうことも。肌トラブルを起こさないよう、パウダーを乗せる前には余分な脂をティッシュで軽く押さえて拭き取るようにすると良いですよ。
役立つ化粧直しの必須アイテム!
化粧直しのときに役立つアイテムが綿棒。アイラインやマスカラが落ちてしまっても、綿棒なら簡単に取ることができます。ピンポイントに取ることができるので、ゴシゴシ広範囲をこすってますますメイクが落ちてしまう心配もありません。朝にコンシーラーで隠したニキビ跡やシミも、崩れたところだけカバーできて便利ですよ。口紅がはみ出したときも、先の細い綿棒ならその部分だけを綺麗に落とすことができます。クレンジングオイルや水を染み込ませた綿棒も販売されているので、ぜひ試してみましょう。
また、小さな保湿クリームを持ち歩くのもおススメ。適度な油分が含まれているのでにじんでしまった口紅やアイメイクも落としやすくなりますし、お肌の大敵である乾燥からも守ってくれるので一石二鳥です。
朝にバッチリメイクをしても夜にはヨレヨレだと、友達や恋人に会っても楽しめませんよね。こまめに化粧直しをして、イベント盛りだくさんの夏の夜も綺麗な姿で楽しみましょう。
画像出典:cerosunos / Making UP (from Flickr, CC BY 2.0)