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梅雨でも気にならない!“くせ毛”を活かしたヘアアレンジ・テクニック!
雨が降りやすく、湿度が高くなる梅雨の時期に気になるのが「くせ毛」。朝たっぷり時間をかけてセットしても、数時間後にはカールしたりはねてしまったりとボサボサの状態に。今回は、そんなくせ毛を活かすヘアアレンジを紹介します。
くせ毛の特徴
くせ毛には髪が波状にうねる「波状毛」、ねじれた状態の「捻転毛」、太い部分と細い部分が混在した「連珠毛」、縮れた状態の「縮毛」などがあります。うねり方に個人差はありますが、襟足や顔周りの髪の毛がカールした状態になり、中にはパーマをかけたようなクセが出てしまう人も。
ハネやうねり、髪の広がりは程度の弱いものはドライヤーやヘアアイロンを効率的に使うことでも抑えることができます。しかしクセが強いと、湿度の上昇とともに髪が水分を含んで元の状態に戻ってしまうことがほとんど。広がらない髪の毛を作るには、シャンプーのタイミングでトリートメントをしてみたり、ドライヤーで髪を乾かす前に洗い流さないタイプのトリートメントをつけてみたりして対策を取っていく事も大切です。
関連記事:梅雨時の髪の広がりの原因と対策とは?
くせ毛を活かしたヘアアレンジ
そこで、“くせ毛を活かす”髪型にチャレンジしてみましょう。例えばお団子ヘアーでも、トップの半分ほどをまとめ、後ろ毛はあえて出すことでセクシーな雰囲気を出すのもくせ毛を活かした1つのアレンジ。また毛先のハネには内巻きがおススメで、毛先を濡らした状態で後ろから前に向かって毛先を巻きながらドライヤーをかけるのが効果的です。
うねりが気になるときにはカチュームやヘアバンドを使うのもオシャレな方法。その際に前髪をサイドに編み込んでガーリーな雰囲気を出してみましょう。まとめた髪をコサージュやリボンで留めるとワンポイントになって、オシャレ度もアップしますよ。また雨で髪が広がってしまうようなときには、まとめ髪スタイルに合わせてハンチングやニット、初夏らしく麦わら帽子を被ってみては。
ショートでも活かせるくせ毛のヘアアレンジ
くせ毛でショートというと「膨らんでしまったり広がってしまうのでは?」と思う人も多いかもしれませんが、美容師の中には「ショートの方がセットしやすい」という意見も。フリーアナウンサーの夏目三久さんのような思い切ったベリーショートスタイルでもくせ毛が骨格に馴染んで逆に頭を小さく見せることも可能。マッシュルームボブでもくせ毛の動きを活かして柔らかな雰囲気を出すことができます。
くせ毛に悩むのではなく、くせ毛を活かしたヘアアレンジを楽しんでくださいね。
関連記事:ボブの種類ってどんなのがあるの?
湿気や汗にも負けない!前髪スタイリング
梅雨の時期は湿気が多くジメジメしています。日差しが出ているわけでもないのに、汗がジワーっとにじみ出てきて、せっかくセットしてきた髪の毛も崩れるしメイクも崩れて良い事なし。
ですが、そんな梅雨の時期にも負けない「前髪スタイリング」をご紹介します。湿気があっても崩れにくい前髪にチャレンジしてみてくださいね!
【前髪スタイリングの手順】
- 前髪の根元に水をつけてくせを取ります
- 根元を指でこすりながらドライヤーで乾かします
- ブラシでブローしながら全体的に丸みを出していきます
- コームとアイロンを使って毛先に丸みを出しつつ整えます
- ヘアスプレーでしっかり固定します
このように、朝起きて前髪にくせがついてしまっていれば根元を濡らすところからスタートします。毛先を濡らしただけではくせは直らないので、根元から直すようにしましょう。くせが直ったら、少しずつ丁寧に丸みを整えていきます。髪型をキープするスタイリング剤は、さまざまな種類のものが販売されているので髪質にあったものを使うようにしましょう。
関連記事:「スタイリング剤」を上手に活用しよう!
たまにはイメチェン!前髪アレンジ
普段、前髪はまっすぐ下におろすだけという人もたまにはスタイルを変えてみても良いかもしれません。前髪を変えるだけで印象は大きく変わります。このように、サイドへ向かって編み込みしてアクセントとしてピンを付けています。このスタイルであれば、ものの2~3分で出来ちゃうので忙しい朝にも最適です。
こちらのスタイルは、友人との約束などお休みの日にピッタリです。思いっきりイメチェン!というより前髪も含めて全体をヘアアレンジしている感じですね。頭頂部でお団子を作り、無造作にほぐしています。ラフな感じに仕上がるため、どこか柔らかい印象も与えられますよ。
ヘアアレンジが楽しくなるテクニック3選
雨の日などは特に髪の毛をまとめたくなりますが、ただまとめるだけではなく少しだけアレンジを加えてみる事で、おしゃれ度もアップします。ヘアアレンジでよく使うテクニックを覚えておけば、アレンジの幅が広がる事間違いなし!梅雨でジメジメする時こそ、ヘアアレンジを楽しんでみましょう。
【初級】くるりんぱ
簡単で色んな部分で活用できる「くるりんぱ」。束ねた髪の毛の中心にくぼみを作り、くるりと回転させながら毛束を通すだけ。あとは、バランスよく髪の毛をほぐしながら整えます。ゴムの結び目が見えるのが嫌な人は、アクセサリーでカバーするのも良いでしょう。この「くるりんぱ」はどんなヘアアレンジでも活用できる万能テクニックです。
【中級】お団子
暑い日には、襟元や首筋に髪の毛が付くのも嫌ですよね。そんな時には、「お団子アレンジ」がおすすめ。お団子をするには、ミディアム以上の長さは必要ですが一つに髪の毛を束ねて丸めたら結び目に毛先を巻き付けて隠すだけ。トップやもみあげ、襟足の髪の毛をラフな感じにほぐすとカジュアルな仕上がりになりますよ。
【上級】編み込み
ガーリーな雰囲気を作りたい人には、「編み込み」がおすすめです。編み込みしたい部分の毛を適量とり、3つに分けます。表編みの場合、両サイドの毛束を順番に中心に向かって編み込みます。裏編みの場合、真ん中にある毛束を順番に外側に向かって編んでいきます。網目をハッキリみせたい時には、裏編みをするようにしてください。最後に、編んでいた部分を少しずつ引き出し緩めていくと、カッチリし過ぎず可愛く仕上がります。
関連記事:編み込みのやり方とは?
ヘアアレンジで大活躍!ヘアアクセサリーで可愛さアップ
ヘアアレンジの最後の仕上げには、「ヘアアクセサリー」を付けて完成です。「ヘアアレンジがあまりうまくいかなかった…」という時でも、アクセサリーで誤魔化せちゃいますよ。ヘアアクセサリーの種類は数多く存在し、その季節によって次々と店頭に並ぶので、ついつい買い集めてしまいます。どれも簡単に装着できるので、色んなヘアアクセを楽しんでみてください。
ポニーフック
ポニーフックは、ポニーテールしたゴムに引っ掛けるだけで簡単に装着できるのです。ヘアゴムだけでは味気ないけど、このポニーフックを付けるだけで華やかさを演出します。
バレッタ
バレッタは、少量の毛束に金具をくぐらせて止めるだけで装着可能。装着した時の安定感があり、動いた時に外れてしまうなんて事がありません。どんな場所にも付けられるのが魅力的です。
ヘアゴム
ヘアゴムは、アクセサリーが付いていないものもありますがゴム自体に飾りが付いているものもあります。髪を束ねて結ぶだけで装着できる便利アイテムです。小さなお子さんでも付けられるので、子供用のヘアゴムも多く売られています。
ターバン
ターバンは、顔回りをすっきり見せたい人におすすめです。その日の洋服とのバランスを合わせておしゃれ度もアップ。ターバンひとつで印象的なヘアアレンジに大変身します。
ヘアリボン
ヘアリボンは、ポニーテールに結ぶだけで完成。春から夏にかけて涼し気な雰囲気を出せるお役立ちアイテムです。大人っぽいデザインなど豊富に揃っているのも嬉しいですよね。
コレットマルーフ
コレットマルーフは、かんざしのようなものが多く洋服にも和服にも合わせられるのが特徴。お団子やシニヨンでアレンジしたまとめ髪もピッタリです。付けたい場所にピンポイントで付けられるヘアアクセです。
ヘアピン
ヘアピンは、昔からあるヘアアクセサリーで前髪やサイドの髪を挟み込むだけで装着できて、アクセントとしても際立ちます。一番シンプルな形をしているので、装着に迷う心配もありません。
カチューシャ
カチューシャは、髪をまとめた後に付けるととても可愛いです。頭部を挟むように使い、シンプルなデザインからガーリーなものまで種類も豊富です。
ダッカール
ダッカールは、ヘアピンより金具が太く開閉式のバネが付いているものが主流です。大きなパーツがついているものも多く、アクセサリーとして目立たせたい人にはおすすめです。
まとめ
いかがでしょうか。梅雨の時期や蒸し暑い日には、まとめ髪のヘアアレンジが人気です。くせ毛で髪の広がりを気にしている人やいつもとは違う髪型でお出かけしたい人は、是非チャレンジしてみてくださいね。
湿気が多く、前髪がうまく決まらないという人も「前髪スタイリング」をしたり「前髪アレンジ」をしたりして、いつもとは違う姿に変身してみましょう。様々なヘアアレンジテクニックを活用し、“梅雨の時期だからこそできる可愛いまとめ髪”を施してみてくださいね。
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