オンナ度がぐっと上がる髪型の1つが“センターパート”。髪を真ん中でわけ、かき上げたり耳にかけるしぐさも素敵ですよね。女優の石原さとみや菜々緒もよくこの髪型を披露しており、憧れる女子も多いのですが、「何故か似合わないんだよね…」といった声も少なくありません。実はセンターパートは、顔の形との相性が重要なようです。
人を選ぶ！？ センターパートが“似合わない”理由とは
センターパートは顔の両サイドが隠れ、おでこから顎にかけては髪がかからないため、縦の長さが強調されます。そのため、面長の人はより顔の長さが強調されてしまうことに。さらに、大人っぽくキリッとした印象になるセンターパートは、童顔だと髪型だけ浮いて見えてしまいます。それに加えて、「目の大きさが左右で少し違う」「片方の口角だけ上がり気味」といった、左右非対称の顔の場合、その左右の違いが強調されてしまうことも。
ネット上でも「顔がこんなに長く見えるようになるとは… がっかり」「おでこの広さが強調される。センターパートは私とは相性が悪いみたい」と、顔の形が合っていないと嘆く声が見られます。
分け目を工夫、パーマでカジュアルに… センターパートがグッと馴染む方法
しかし諦めてはいけません！ センターパートといっても様々なスタイルがあり、ちょっと工夫するだけで驚くほど馴染むこともあるのです。まず、ロングヘアのセンターパートは、一番面長が強調されやすいもの。しかし分け目を直線的にするのではなく、ジグザグにして“きちっと感”を崩すことで途端に馴染みやすい雰囲気に。特におでこのキワの部分を真ん中ではなく、少しずらして分けるようにすると、よりルーズさが出てナチュラルなセンターパートになりますよ。
また、ショートヘアのセンターパートはパーマをあてるのも1つの手。ペタッとしがちなショートのセンターパートにボリュームと動きが出て、面長がカバーできます。さらにウェーブの大きさによってカジュアルにすることもできるため、童顔の人にもオススメ。パーマではなく、ワックスやヘアアイロンで動きを出すだけでもグッと自然な仕上がりに。小顔効果も期待できる有効な手です。
難しいと思いがちなセンターパートも、ほんのちょっとの工夫で一気に似合う髪型になります。いままで避けていた人は、思い切ってチャレンジしてみては？
画像出典：石原さとみ Instagram