ライスオイルとは
ライスオイルとは、植物由来でお馴染みの美容アイテム「キャリアオイル」の1つです。お米を精米する際にできる米ぬかや米胚芽から抽出されたオイルで、別名「米油」とも呼ばれています。お米1合分から抽出できるライスオイルは、たったの2gほど。とても貴重なオイルなんです。
また、注目を集めている理由は希少価値だけではありません。人気の秘密は、ライスオイルに含まれる成分と効果にあります。キャリアオイルの中でも、美容効果が高いといわれているライスオイルの詳細をまとめたので、ぜひチェックしてみてください。
ライスオイルが注目されている理由
ライスオイルに含まれている、美肌成分の特徴と効果をご紹介します。
とくに注目されている美肌成分
- トコトリエノール
ビタミンEの一種で抗酸化作用のある成分です。一般的なビタミンEも抗酸化作用のある成分として知られていますが、トコトリエノールの効果は段違い!ほかのビタミンEに比べ、なんと40~60倍の抗酸化作用があるといわれています。お肌の酸化をしっかり抑制することで、肌のシミ・シワ、くすみ、毛穴状態の改善してくれる優れもの。
その他の美肌成分
- トコフェノール
- ガンマオリザノール
- リノール酸
- オレイン酸
トコトリエノール同様、ビタミンEの一種です。抗酸化作用に加え、血行を促進してくれる効果があります。むくみや肌のターンオーバーサイクルを改善してくれますよ。
乾燥や肌荒れを防いでくれるポリフェノールの一種です。
保湿力を高めてくれる成分で、乾燥から肌を守ってくれます。
もともと人の肌にも存在する保湿成分。肌に浸透しやすいのが特徴です。
ライスオイルの使い方
保湿効果以外にも、さまざまな効果があるライスオイル。1日の中で使用するタイミングと、使い方をまとめました。ぜひ、試してみてくださいね。
洗顔時の使い方
- 洗顔後
- 化粧前
乾燥しやすい洗顔後にライスオイルを塗ることで、バリア機能の高い保湿力抜群の肌になれます。その後に化粧水を塗るとさらにGOOD!
化粧下地に混ぜ合わせて塗ると、化粧が崩れにくくなります。
入浴時の使い方
- シャンプー前
- 入浴中
- 入浴後
揉み混むように、頭皮にライスオイルを浸透させます。すると、シャンプーだけでは落ちにくい頭皮の汚れ(毛穴に詰まった皮脂やフケ)が取れやすくなるのです。その後にシャンプーすれば、毛穴の奥の汚れまでしっかり落とせますよ。
浴槽にためたお湯にライスオイルを、数的垂らすだけ。お湯につかることにより、全身の保湿力がアップできます。
入浴後は身体全体が乾燥しやすいので、ボディーケアとしてライスオイルを使用しましょう。アロマオイルと混ぜ合わせて塗り、マッサージ。
番外編~手のトラブル対策~
- 爪ケア
- ハンドケア
ライスオイルは固くなったり、乾燥してしまった爪のケアにも効果的です。揉むようにライスオイルを塗りこんでください。
手荒れ、炎症、軽い火傷にも効果があります。料理中に火傷してしまったときや、日焼けで肌が赤くなってしまったときにライスオイルを試してみるのもおすすめです。