美容スペシャリストな自分になるために
作成:2017.03.01
アロマを用いた香育で、子供たちに香りの楽しさを伝えよう
香育ってなに?
「香育(こういく)」とは、子どもたちに香りの大切さを伝える教育のことです。
植物によって香りが違うことや、人によって感じ方や好みが分かれることを体感。植物と人との関わり方について考えさせます。香りを意識することで感受性や想像力を豊かにさせ、自然環境を大切にすることにもつながるため、最近注目を集めている新しい教育方法です。
アロマを教育に用いるメリット
土の香り、木の香り、葉っぱの香りや花の香りなど、自然界にはいろいろな香がありますよね。しかし、最近は本やおもちゃ、インターネットやゲームなどが発達したこともあり、昔に比べて外に出て自然のなかで遊ぶ機会が減り、植物に触れて自然の香りを楽しむことも減りました。
植物と触れ合う機会がないと、香りについて意識するきっかけもありません。ですが、アロマを用いた香育を行うと、子どもたちが香りを通して自然の素晴らしさについて学習できます。また、香りで五感を刺激して集中力がアップ、自律神経が整ったりストレス発散になったりと、香育にはメリットが盛りたくさん。最近では、学校やイベントなどでも香育を積極的に取り入れています。
家庭でできる香育
香育は学校やイベントのみで実施して楽しむ教育方法ではありません。家庭でも気軽に楽しめますし、しっかり香りの大切さを学べますよ。親子で気軽に楽しめる、香育をご紹介します。
【アロマを使った化粧品づくり】
アロマを使って石けんやハンドクリームなどの化粧品を親子で作ってみましょう。好みの香りのアイテムを作って、香りを楽しみながら日用品を手作りするという体験を味わうことができます。そして、何かを自分で作って自分で使っていくことも教育に繋がりますね。
【香りあてゲーム】
アロマを数種類用意して、香りあてるゲームをしてみましょう。クイズ形式であれば、楽しく学べますよね。身近な植物や花の香りが分かるようになれば、道端に咲いている花にも興味が持てるようになるはず。
【アロママッサージでリラックス】
親子でアロマを使ったハンドマッサージをするのもおすすめです。子どもだって日々色々と考えて生きているので、ストレスを溜めていることがあります。香育のみを目的にするのではなく、リラックスも兼ねてアロママッサージを行うとさらに効果的ですよ。アロママッサージを通して、植物の香りにはリラックス効果があることが学べますし、なによりリフレッシュできます。アロマをもっと身近な物と感じられるでしょう。
植物や自然が身近なものに感じられ、五感を刺激することで感受性が豊かになるメリットがある香育。家庭でもアロマを使って積極的に香りを楽しみ香育をしてみませんか?植物への興味が湧いて、自然を楽しむという価値観を育てることができますよ。
この記事に関連するキーワード
関連求人を探す