アーユルヴェーダとは?セラピストとしての資格は必要?
アーユルヴェーダとは、世界三大医学の1つで、インドで生まれた世界最古の伝統医学です。サンスクリット語で、Ayuh=生命、Veda=知識・科学という意味を表し、「生命そのものを科学する医学」という意味を持ちます。アーユルヴェーダは、健康や若さを保つことを目的とする予防医学で、非常に洗練された健康法です。
日本では、アーユルヴェーダのセラピストとして活動する場合、民間の資格が必要となります。また、治療行為を行う場合は、医師免許が必須。本場のインドでは、アーユルヴェーダ専門の国家資格が存在しており、治療を行うこともできます。
アーユルヴェーダのセラピストは、どのようなところで働けるの?
アーユルヴェーダのセラピストとして活動する場合、どのような場所で働くことができるのでしょうか。
アーユルヴェーダのセラピストとして働ける場所
- マッサージ店
- エステサロン
- 整体院、接骨院
- ホテル、温泉施設
- 個人サロン
アーユルヴェーダのセラピストとして、様々な場所で活躍することができます。ご自身に合った場所を探して、施術経験を積みましょう。
個人で開業するために必要な技術、道具、設備とは
アーユルヴェーダのセラピストとして個人で開業するためには、どのような準備が必要なのでしょうか。ここでは、必要な技術や道具、設備をご紹介します。
必要な技術
- アーユルヴェーダの基本的な考え方、理論を理解する
- アーユルヴェーダの技術であるアビヤンガ、シロダーラを習得する
- 半年以上のボディーワーク経験
必要な道具
- ベッド
- シロダーラポットと台
- ハーブオイル
- オイルを湯煎する器具
- タオル
- 紙ショーツ
- ベッドシーツ
- ガウン
必要な設備
- 最低6畳以上のスペースや部屋
- ヒートマットやドームサウナ
- シャワー設備
- トイレ
- 洗濯機
- 音響
アーユルヴェーダのセラピストとして開業する場合、このような知識や道具、設備などが必要となってきます。最低限必要な道具は、オイルとシロダーラポット。この2つがあれば、施術自体は可能です。
自宅サロンとして開業する、お金をかけて本格的なサロンを立ち上げるなど、それぞれの目的や好みに合わせて、開業を考えてみてはいかがでしょうか。