美容スペシャリストな自分になるために

作成:2017.02.22

セラピスト

どんな風にお給料が支払われるの? セラピストのボーナス・賞与について


 
アロマやマッサージなどで人に癒しを提供するセラピストのお仕事はとてもやりがいがあり、職業としても幅広い人気を集めています。セラピストの求人を出しているサロンも数多くありますが、気になるのはやはりお給料やボーナスについてですよね。
 
そこで今回は、セラピストの「ボーナス・賞与」について紹介します。給与システムやボーナスの相場について具体的に取り上げるほか、セラピストのお給料事情についてもご説明。セラピストというお仕事の参考として、一緒に見ていきましょう。

セラピストのボーナス・賞与について

セラピストにも、他の職業と同じようにボーナスや賞与があります。一般的な企業と同じように年2回、月給の約2か月分のボーナスが支給されるところが多いようです。セラピストの月給は20代でおよそ15~20万円となりますので、30~40万円ほどが一回のボーナスで支給されるというわけなんですね。セラピストは技術が勝負のお仕事なので、経験を積んでスキルアップできれば、お給料やボーナスの金額も着実に上がっていくでしょう。逆に技術が身につかないままだと、長く勤めていても昇給できない…なんてことになってしまうかもしれないので、頑張って腕を磨いていきたいところですね。
 


また、セラピストにはボーナスのほかに「指名手当」や「資格手当」というものもあるんです。ほとんどのサロンでは客はセラピストを指名することが出来るのですが、その時に「指名料」が通常の料金に加算されます。そして指名されたセラピストは指名手当として、指名料の数割が基本給に上乗せされていくのですが、サロンによっては10割、つまり指名料の全てがセラピストのものとなるところもあるそうですよ。また資格手当の方は、サロンが指定する資格を取得している、あるいは働いている間に取得できた場合、その分の手当金が上乗せされるというシステムになります。
 
セラピストのサロンでは上記のようなシステムでボーナスが支給されますが、これはあくまで正社員の場合で、アルバイトやパートにはボーナスはありません。福利厚生も正社員以外に対してはあまり手厚くない場合が多いので、セラピストとして安定した生活を送るためには、正社員を目指すのが一番でしょう。ただし、正社員であっても福利厚生やボーナスがあまり充実していないサロンもありますので、職場を選ぶ際にはそのあたりも含めてよく検討したいところですね。
 

セラピストのお給料事情

20代のセラピストの年収は、大体200万円から300万円ほどが相場になると言われていますね。他の美容系の職業と比べると低めのスタートとなりますが、サロンの立地や人気、セラピスト個人の技術や経験によっても差が出てきます。またセラピストの職場もアロマセラピーやリンパセラピーなど多岐に渡っていますので、経験年数が同じくらいでも勤め先によって収入に差が出てしまうこともあるようです。
 
またセラピストは長時間立ちっぱなしでいることも珍しくない、ハードなお仕事。30代から40代、さらに50代と年齢を重ねていく内に施術自体が負担となってしまい、働ける時間が短くなってしまうセラピストも少なくないようです。十分なスキルを身につけ、マネージャーやオーナーとしてサロンを経営する立場にキャリアアップできれば体への負担は減りますが、セラピストとして長く務めたいという方は、体力づくりにも気を配らなければならないんですね。
 
「ほかの職業と比べて収入の低さが気になってしまう」という人もいるかもしれませんが、頑張りによってはすぐに平均以上の収入を得られるかもしれません。業務委託で働く場合、お給料が「完全歩合制」となるサロンも多くあります。完全歩合制とは固定給の設定がなく、どれだけ施術を行ったかによって給与がアップするシステムです。多くのお客様から指名をもらえればそれだけ自分に返ってきますので、モチベーションアップにもつながりますよ。
 
画像出典:Tracy Candish / BracYoga-162710(from Flickr, CC BY 2.0)Tracy Candish / BracYoga-072542(from Flickr, CC BY 2.0)Rose Physical Therapy Group / East Side Yoga(from Flickr, CC BY 2.0)

Author:美プロ編集部

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