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憧れのタイ古式マッサージ師になるには?資格取得や留学も?


 

今では、男女問わず疲れた体を癒したい人から人気がある「タイ古式マッサージ」。実はタイ古式マッサージには、施術を行うセラピストの体にも良い影響を与えてくれる効果があるのです。

 

施術を行なうセラピストに与える影響とはどのようなものなのでしょうか。また、タイ古式マッサージを行うセラピストになるにはどのようにしたら良いのでしょうか。

 

今回はマッサージを受ける人ではなく、これからタイ古式マッサージ師として働きたい人に役立つ情報を紹介していきます。

タイ古式マッサージを行うセラピストに与える影響とは?

「二人ヨガ」とも呼ばれているタイ古式マッサージ。お客様だけでなくタイ古式マッサージを行うセラピストの健康にも効果を期待できるのです。

 

タイ古式マッサージの特徴として、マッサージする側もされる側も「無我の境地」に近づけていきます。そのため、自我へのとらわれから解放され頭の中を真っ白にした状態でマッサージを受ける事が出来るのです。そして、セラピスト側も瞑想により無の境地で施術を行うことで、日々のストレスから解放される時間となるのです。

 

また、施術をする際に押すときには息を吐き、緩めるときには息を吸う。この呼吸法は腹式呼吸となり、軽運動も相まってセラピストにとっても健康効果が高いと言われています。

 

その他、施術中の姿勢にも良い影響があります。一般的には同じ姿勢で同じ方向に圧を加えていく事でセラピストの体に負担をかけています。ですが、マットの上で行うタイ古式マッサージはセラピストが様々な姿勢で施術するので、ストレッチにもなり健康につながっていくのです。

タイ古式マッサージには資格はあるの?

タイ古式マッサージの技術を身に付けたいセラピストも増えています。マッサージの効果を存分に感じられた事により、セラピストとして働いてみたいと思う人もいるでしょう。

 

タイ古式マッサージ師になるには、どのようにしたら良いのでしょうか。

国家資格はなし、民間の資格のみ

日本ではタイ古式マッサージの国家資格はありません。そのため、日本で働く場合、資格は必要ないのです。ですが、タイ古式マッサージに関しての資格は複数存在し全て民間団体が主催、認定しています。

 

資格はセラピストとしての技術のレベルを示すものなので、資格は不要だとしても持っていると就職で有利になるでしょう。タイ古式マッサージ師を目指している人は、資格取得を目指してみても良いかもしれませんね。

タイ古式マッサージ師の資格の種類

タイ古式マッサージには国家試験はないものの、民間団体が主催しているものは数多くあります。その中から、いくつか資格の種類や特徴をご紹介します。自分に合った資格を見つけてみてくださいね。

JTTMA認定プロフェッショナルセラピスト


⇒JJTMA日本タイ古式マッサージ協会HP
 

JTTMA認定プロフェッショナルセラピスト資格では、日本タイ古式マッサージ協会が発行している認定セラピストの資格を取得できます。本場の「タイ伝統医療協会」と提携して、専門的なカリキュラムを導入しています。そのため、本場タイで行われている技術や知識を習得できるのです。

 

また、独立や開業を目指している人のためにもマーケティング技術なども身に付けられるカリキュラムも用意されています。

IBMA認定 タイ古式マッサージセラピスト


⇒一般社団法人国際ボディメンテナンス協会HP
 

IBMA認定 タイ古式マッサージセラピスト資格では、国際ボディメンテナンス協会が発行している認定セラピストの資格を取得できます。タイの政府文部省・厚生省と提携しているので、講座を受けたのち試験に合格すると「タイ国政府文部省・厚生労働省指定校」の修了証を取得することができるのです。

 

資格にはベーシックとマスターがあり、認定教室での開校などセラピストの育成をすることも可能になります。セラピストを育成していく事を考えている人はマスターの資格取得を目指し、ストレッチテクニックや資格コース指導法を学ぶことも可能ですよ。

TTMA公認・プロタイマッサージセラピスト


⇒特定非営利活動法人日本トラディショナルタイマッサージ協会HP
 

TTMA公認・プロタイマッサージセラピスト資格は、日本トラディショナルタイマッサージ協会が主催する資格です。この資格の特徴は、セラピストから指導者までの7つのレベルに分けて設定してある事。

 

細かく資格がレベル分けされている事により、諦めることなく自分のレベルに合わせて取得できます。段階を追って学習していく事で抜けのない知識と技術で、タイ古式マッサージ師としてきちんとスキルを身に付けられるのですね。

資格を取得するには?


 

タイ古式マッサージ師として資格を取得し、スキルアップしたいと考えている場合、どのようにして資格を手にしていくのでしょうか。人それぞれの学習方法があるので、ライフスタイルに合わせて資格取得を目指して行きましょう。

日本でスクールに通う

タイ古式マッサージ師として資格を取得して行くのに、最も一般的なのが日本国内でのスクールに入学すること。そこへ通学して技術や知識を学ぶ方法です。

 

日本では、タイ古式マッサージに関する国家資格は存在しません。スクールに通ったのちに資格を取得できるカリキュラムが組まれているので、民間団体が主催する資格を調べておくとスクール選びもスムーズにいきますよ。

タイに留学!

思い切ってタイに留学するという手段もあります。というのも、タイにはタイ古式マッサージの国家試験があるので、本場で技術を磨きたいという人は思い切って留学してみましょう。

 

タイでもスクールに通い試験を受ける必要がありますが、合格すればタイの国家資格を取得する事ができます。タイの国家資格を取得したという事実をもってサロンへの就職などに活かしてくださいね。お客様からの信頼も獲得できるでしょう。

サロンで技術を習得

タイ古式マッサージを行うサロンでは、入社後に研修を行ってくれるサロンもあります。未経験歓迎のサロンでは、全くの未経験者が入社することもあります。その為にも技術研修が必要なのです。

 

それらのサロンはタイ古式マッサージの民間団体とつながりがあるなど、入社後に技術を習得し、資格取得をサポートしてくれることもあるでしょう。既に資格を取得している先輩セラピストに試験対策をしてもらえることもあるでしょう。時間を無駄にせず効率よく資格を取得するには良い手段と言えますね。

まとめ

セラピストとして活躍していきたい人も技術や知識を習得してタイ古式マッサージ師を目指して行きましょう。日本にはタイ古式マッサージに関する国家資格は存在せず、就職する上で資格が必要ないサロンもありますが、民間団体の主催する資格を取得しておくと就職に有利となり、お客様からの信頼も得ることが出来ますよ。

 

いかがですか?タイ古式マッサージ師は一般的に言うセラピストとは違って、お客様だけでなく自分自身の健康も促進できる素晴らしい仕事です。

興味があれば、まずは一度お客様として施術を受けに行ってみても良いですね。

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