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花を見るだけで癒される!? “フラワーセラピー”の特徴と効果


 

キレイな色の花を見たり甘い花の匂いを感じたりすると、心が落ち着いてゆったりとした気持ちになれますよね。実は花にはリラクゼーションやリラックスといった効果をもたらしてくれる、癒しの力があるんです。

 

そんな花の癒し効果を取り入れたセラピーが“フラワーセラピー”です。花には品種によって様々な色や香りがあり、得られる効果も変わってきます。今回はフラワーセラピーの特徴や、そこで使われる花や効果などを見ていきましょう。

花を使ったセラピーとは?

近年では色を使って人を癒すカラーセラピーなど、心理学的なアプローチを試みるセラピーが人気を集めています。フラワーセラピーもそうしたセラピーの一種で、様々な花を利用して人の心を癒す方法です。色や形、香りの異なる花をカウンセリングに用いて、日常のストレスや悩みを解消することを目的としています。

日常生活にフラワーセラピーを取り入れる場合には、家や仕事場に花を置くだけでも有効なので、手軽に癒しの効果を得られるというのが大きな魅力です。

 

ただし、専門的な方法でフラワーセラピーを行う場合には、主にカウンセリングが中心となるため、花に関する知識だけでなく心理学に関する知識も必須です。クライアントの精神状態や気持ちに寄り添いながら、セラピーを行っていきます。

さらに、クライアントが抱える不安や問題を解決するためには、クライアントにとって自分の意見や気持ちを話しやすい環境を整えてあげることも大切。フラワーセラピーの知識とスキルがあれば、花を使ってクライアントがリラックスしやすい状況を作ることもできるので、フラワーセラピーだけでなくほかのセラピーとの併用も可能です。

 

フラワーセラピーの方法

フラワーアレンジメント

フラワーセラピーに欠かせないのが、フラワーアレンジメントです。それぞれの花が持つ心理的な効果を組み合わせて、クライアント一人ひとりに合わせたアレンジメントを行います。

また、花に直接触れると心が落ち着いて、前向きな気持ちになれるので、クライアント自身にフラワーアレンジメントをしてもらうこともあります。カウンセリング時だけでなく、日常的に花々に触れるようにするとより高い効果を期待できるでしょう。

アロマセラピー

アロマセラピーに欠かせないエッセンシャルオイルは、植物や果実から抽出した天然のオイルを使用しているため、ローズやラベンダーといった花のオイルも数多くあります。これらのエッセンシャルオイルには香りを嗅ぐだけでも、情緒を安定させたり体の不調を改善したりできる効果があります。

ハーブティー・ハーブ料理

フラワーセラピーには、花の色を見たり、香りを楽しんだりするだけではなく、花を味わうというセラピー方法もあります。同じ花でもハーブティーにすることで香りが変わったり、独特の色合いを楽しむことができるので、お茶をしながらでもセラピー効果が期待できるのです。

また、エッセンシャルオイルと同様にハーブティー自体にもリラックス効果や不調改善の効果があるので、フラワーセラピーにハーブティーを取り入れる際にはハーブの知識もあるとより一層良いですね。

 

フラワーセラピーで得られる効果の種類

それではここで、フラワーセラピーの効果を少しご紹介します。フラワーセラピーでは色が特に重要な項目の一つなので、気になる色の花があったら部屋やデスクの上に飾ってみてください。

「赤い花」バラ・カーネーション

火や血の色でもある赤はパワフルでアクティブな印象が強く、何かに向かって頑張りたい時や、やる気を出したい時にオススメです。赤色の代表的な花であるバラの甘い香りは、癒し効果が高く、心を明るく前向きにしてくれます。

「青い花」あじさい・ブルースター

興奮した気持ちを落ち着かせて、リラックスさせてくれるのが青い花です。また、集中力を高めてくれる効果もあるので、仕事や家事に集中したい! という時には目につきやすいところに青い花を置いてみましょう。

「黄色い花」ヒマワリ・菜の花

消化吸収を速めたり、食欲増進に貢献してくれるのが黄色い花です。新陳代謝を高める効果もあるので、体がだるいと感じる時や、夏バテして食欲が出ない時には、ぜひ身近なところに黄色い花を飾ってみましょう。

 


 
 

フラワーセラピーは日常生活に取り入れるだけでも大きな効果があります。また、専門の資格を取得すればフラワーセラピストとして様々な施設やイベントで活躍することもできるので、興味のある人はぜひ資格取得も検討してみてください。

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