美容スペシャリストな自分になるために
シャワーだけじゃもったいない! セラピストの知識も活用できる入浴方法で心も体もキレイに
近年ではダイエットや美容を目的として、スパや岩盤浴に通う人が増えています。体が引き締まってお肌もキレイになるのは嬉しいですが、そうした施設に頻繁に通うのは距離的にもお財布的にも難しい…という人も多いかもしれません。
そんなあなたのために、自宅のお風呂を使ってキレイになる方法をご紹介! 今回はお風呂に入ることのメリットに注目しつつ、美容に役立つ入浴方法も一緒に紹介しているので、ぜひ普段のバスタイムに取り入れてみてください。
お風呂に入ることのメリットとは?
新陳代謝アップ
温かいお湯に浸かることで体温が上昇し、血流が良くなります。また、体に水圧がかかると血行が促進されるので、これまた新陳代謝がアップ。それによって老廃物が排出され、肌のターンオーバーが活発になるため美肌効果や冷え性改善の効果が得られます。
また新陳代謝を高めると“痩せやすい”状態になり、同じ食事量や運動量でも太りにくい体ができあがります。ダイエットのためにお風呂に入るという人もいるかもしれませんが、入浴自体には痩身効果はありません。入浴によって痩せるのではなく、痩せやすい体になるために入浴すると考えた方が良いかもしれませんね。
水の浮力でリラックス効果
水に入ると浮力がかかって体が浮くため、体への負担が減って筋肉がゆるみます。それにより体全体から力が抜けて、脳もリラックス効果を得られるので、体と心の両方を落ち着いた状態にすることができます。
お肌の汚れが落ちやすくなる
体が温まると毛穴が開き、肌の汚れや余分な皮脂を落としやすくなります。ただし、汚れを落とそうとゴシゴシ洗うのは禁物。入浴中は肌がやわらかくなっているので、強くこすると肌を傷つけてしまいます。肌触りのやさしいタオルで体を洗ったり、弾力性の高い泡で洗顔するようにしてみましょう。
熱めのお風呂でアンチエイジング
ヒートショックプロテイン入浴とは?
アンチエイジングに効果的な入浴方法として注目されているのが、熱めのお風呂に入る入浴方法、その名も「ヒートショックプロテイン入浴」です。ヒートショックプロテインは頭文字を取って“HSP”と言われることもあります。私たちの体は多くのたんぱく質からできているので、そのたんぱく質が傷つくとお肌が荒れてしまったり、体調が悪くなることも。そうした傷ついたたんぱく質を修復してくれるのが、HSPなのです。HSPは年齢とともに減少していきますが、体を温めることで刺激することができます。
ヒートショックプロテイン入浴の方法
42度くらいの熱めのお湯に5~10分程度浸かるだけでOK。慣れないうちは熱くて入れない…ということもあるかもしれませんが、その場合は約40度のお湯に少し長めの時間(15~20分程度)浸かって、体を徐々に慣らしていきましょう。あまり長く入浴していると体の皮脂が流れ出て肌がカサカサになったり、のぼせてしまう危険性もあるので気をつけてくださいね。
半身浴について
半身浴は心臓に負担がかかりにくく、長時間入浴することのできる入浴法です。汗もたくさんかけるので、毒素や老廃物を体の外に排出する効果が期待できます。浴室には水分がたっぷりあるので、湯船に浸かった状態で体をマッサージしたり、顔のパックをしたりするのもオススメ。
また、長時間入浴することができるので、お風呂に浸かりながら本を読んだり、ドラマを見たりとお風呂場でゆっくり過ごしたいという人向けのリラクゼーションタイムには最適ですね。
自分好みの入浴剤やアロマでお気に入りのバスタイムに
どんな入浴スタイルにも使えるのが、入浴剤です。また、アロマセラピーにも使用するエッセンシャルオイルをお湯に数滴入れるだけでも、アロマの効果が期待できます。エッセンシャルオイルは植物や果実によって香りや効能が異なるので、色んな種類のものを試してみて自分だけのお気に入りを見つけてみましょう。
関連記事:アロマセラピーに欠かせない“エッセンシャルオイル”
お風呂上りは乾燥対策をしっかりと!
お風呂上がりは体が水分を吸収して肌が潤っているように感じるものですが、そのままほったらかしにしておくと、すぐに乾燥してしまいます。なるべく早めに保湿してあげましょう。特に、顔はメイク落としや洗顔などで特に乾燥しやすい状態になっています。化粧水だけを肌に塗っても蒸発してしまうので、乳液やクリームなどで油分も一緒に補うことが大切ですね。
入浴時は自分で思っている以上に汗をかきやすくなっているので、入浴の前後には水分補給を欠かさないようにしましょう。ただ、冷たい飲み物だと入浴時との体温の差が大きくなってしまうので、常温のまま飲むのがオススメです。美容目的以外でも、「仕事疲れた~」「今日は遊びすぎちゃった」なんて日はぜひお風呂に入って心と体をゆっくり休めてみてください。
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