美容スペシャリストな自分になるために

作成:2016.08.05

美容師

濃すぎても薄すぎてもNG! 社会人としてキラリと光るための“オフィスメイク”とは


オフィスメイクとは、社会人として“最適解”と言えるメイクのことです。学生時代はすっぴんで通していた人も、社会人として働き始めるときはきちんとメイクをするのがマナー。逆に、がっつりメイクをしていたけれどバリバリのギャルメイクだったという人も、そのままのメイクで会社に行くとルール違反になってしまいますよね。
 
もしも毎日華やかなメイクをして働きたいならば、美容部員の道へ進んでみるのもオススメ。ですが、一般企業で働く場合はナチュラルで清潔感のあるメイクをするのが基本です。今回はオフィスではどのようなメイクがふさわしいのか、詳しく見ていきましょう。

オフィスメイクのポイント

オフィスメイクで一番大切にしたいのは、「やる気を前面に押し出す」ということ。すぐれない顔色や眠たそうな目で仕事に行ったら、やる気がないように見えるどころか、周りにいる人の士気まで下げてしまうことにもなりかねません。ナチュラルでありながらも表情が生き生きとして見える、溌剌とした顔を作るのがオフィスメイクのポイントです。
 
また、時間のない朝でも手抜き感を出さずにササっと仕上げられることも重要な要素。自分でパターンを決めてしまえばあとは慣れるだけなので、オリジナリティを大切にするよりも、マニュアル化してしまったほうが楽ですよ。
 

これは絶対NG!

まったく整えていないボサボサのまゆ毛や、ファンデーションを塗っただけでポイントメイクを何もしない状態は、清潔感を欠くので絶対に避けましょう。ストレスなどが原因でホルモンバランスが崩れた時には、女性でもうっすらと口ひげが生えてしまうこともあると思いますが、こうしたムダ毛をそのままにしておくのも厳禁です。こまめに鏡で自分の状態を確認するようにしてくださいね。
 
また、メイクをしなければと意気込んで濃すぎるメイクをするのも逆効果です。マスカラをつけすぎてヒジキのようになったまつ毛や、まばたきをしたら風が巻き起こりそうなつけまつ毛などは、社会人としてもちろんアウト。頬の半分以上にわたる濃いチークや、真っ赤なリップも、周りから浮いてしまう原因になるのでやめておいた方が無難ですよ。オフィスメイクはバランスが大切で、ナチュラルすぎるのも、やりすぎるのもNGなんですね。
 

オフィスに溶け込む王道メイクのやり方

ベースメイク

まず基礎化粧品で肌を整えたら、下地を顔全体に伸ばし、ファンデーションをつけていきます。時間を短縮するためには、指先で塗るよりもスポンジを使って広げていくのがオススメ。そして、朝はどうしても時間がない! という人は化粧水・美容液・乳液が一つになったオールインワンゲルや、下地・日焼け止め・ファンデーションが一体化されたBBクリームなどの便利な時短コスメを利用すると良いでしょう。
 
なお、ファンデーションやBBクリームを選ぶときは自分の首の色に合わせると失敗が少なくなります。色白な人はBBクリームだと少し浮いてしまうことがあるので、明るい肌色が豊富に出ているCCクリームを選ぶと良いですよ。

アイメイク

また、アイシャドウはとにかく薄めの色をチョイス。ブラウンでもピンクでもオレンジでも構いませんが、グリーンやブルーといった寒色系は、たとえ薄めの色でもけっこう目立ってしまうのでなるべく避けましょう。そしてアイシャドウを使う際には、アイホールか二重の線に合わせてササッと塗る程度で十分です。
 
アイラインはまつ毛の真上あたりにサラッと引くと知的に見えます。目を大きく見せたいからといって、目尻を思い切りはね上げたキャットアイや、あえてタレ目を作るように下方向に向かって長めに引いたアイラインは、落ち着きがないように見えるのでNG。また、マスカラをつける場合も重ねづけをせず、控えめに一度まつ毛につけるようにしましょう。

チーク&リップ

チークもリップも、自分の肌の色から浮かないナチュラルな色を選ぶようにしてください。チークはクリームタイプのものだと肌なじみが良く、指先で素早く塗れるので便利です。どの色を選ぶにしろ、濃すぎないものを選び、頬骨のあたりにうっすらと入れるのがベター。また、リップはピンクベージュが理想的ですが、唇の形や色にどうしても合わない場合は薄いオレンジにするのもOKです。血色が悪く見えるベージュや、面倒だからといってグロスだけで済ませるのは避けたほうがいいでしょう。
 

オフィスメイクの多彩なアレンジ方法

元気に見える若返りメイク

いつもより少し太め&短めに仕上げる平行眉にすると、不思議と普段より若く見せることができますよ。さらにアイシャドウは薄めのピンクを使ってアイホール全体に伸ばし、頬骨の最も高い部分にはハイライトを入れると、元気な印象に!

ナチュラルなのに好印象な美肌メイク

コントロールカラーとコンシーラーで肌の色やキメを整えてから下地を塗ると、美肌感がグッと増します。ファンデーションを塗り終えた後、ラメやパールが入っていないルースタイプのフェイスパウダーを塗れば夜までメイクの効果が長持ちします。

寝坊で遅刻しそうな時に! 究極の時短メイク

基礎化粧品で肌を整えたら、BBクリームを顔全体に伸ばします。それからアイシャドウは省略して、目元に少し太めのアイラインを引きましょう。あとはまつ毛をビューラーで持ち上げ、マスカラを塗り、チークとリップをのせれば完成です。慣れれば5分で完成するメイクなので、どうしても時間がない朝などに活用してみてください。
 


 
 
仕事を始めたばかりの時は、環境に慣れるだけでも手いっぱいになってしまうはず。そのため、それまでにオフィスメイクをきちんと習得しておきたいところです。いざ仕事が始まった時、知性と美しさの両方を兼ね備えたメイクで出社できたら理想ですよね。

Author:美プロ編集部

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