美容スペシャリストな自分になるために
作成:2021.09.09
清潔感が求められるリフレクソロジストの身だしなみ!髪型やネイルは自由?
足裏から体の各器官に繋がる反射区を刺激してお客様の健康をサポートするリフレクソロジストは、お客様をどのように迎えたら良いのでしょうか。お客様の足裏を直接触り、時には至近距離で施術する事もあります。お客様の気分を害さないように、最低限のマナーやエチケットは守っておきたいもの。リフレクソロジストは特に清潔感が求められますので、身だしなみを整えておくと良いでしょう!リフレクソロジストの身だしなみとして気を付けておきたい事をご紹介します。
INDEX
■一番大切なのは爪の長さ!「指先ケア」
■顔回りの印象が大切!「ヘアケア」
■自分ではわかりにくい!「ニオイケア」
■施術着の洗濯も忘れずに!
■高い技術に清潔感をプラスして!
一番大切なのは爪の長さ!「指先ケア」
リフレクソロジストは手や指を使って直接施術するので、指先のケアが最も大切なのです。「ネイルアートに興味があって、オシャレを楽しみたい!」という人も多いのではないでしょうか。リフレクソロジストという職業を選んだ方は、ちょっぴり我慢が必要なポイントなのです。
手の指で人の肌に触れた時、爪があたる感覚があるのはNGです。アロマトリートメントを行うエステティシャンなどでも同じことが言えます。指を手のひらに突き刺すように立てて爪の感覚がないか確かめてみましょう!爪があたらなくなるまで長さを調節してくださいね。ここで、ポイントが2つあります。
- 爪の長さはヤスリで調節する
- 深爪にならないように注意する
爪きりでパチンとカットしまえば断面が尖ってしまったり亀裂が入ったりして、お客様の肌を傷つける事もあるのです。ヤスリを使う事でそのあたりをカバー出来るので、ネイルケアにはヤスリを使用しましょう。また、深爪防止にもなるのではないでしょうか。爪切りで深爪してしまえば、施術の際にリフレクソロジスト自身が痛みを感じる事となり施術どころではなくなります。そうならないためにも、これらの2点を注意してネイルケアをしてみてくださいね!冬の時期は乾燥しやすいので、ささくれなどお肌がガサガサした状態でお客様の足を触らないように、手の保湿も行なうようにしてください。
関連記事:セラピストの爪のお手入れについて
顔回りの印象が大切!「ヘアケア」
接客業であるリフレクソロジストは、初めてお客様と顔を合わせる際に第一印象が最も大切です。リフレクソロジーサロンやリラクゼーションサロンのドアを開けて、初めて見る光景がそのサロンの印象と変わります。まず目につく顔回りの身だしなみは、しっかり整えておきましょう。
ボサボサなヘアスタイルはNG
近年では、ゆるふわなヘアスタイルが流行っていますが、オシャレに見えるゆるふわとはかけ離れたボサボサヘアはNGです。リフレクソロジーサロンは清潔である事が大前提です。長い髪を結ばずにいたり寝癖が付いていたりすれば、印象は良くありません。また、短めの髪型であっても顔回りはスッキリさせておくと良いでしょう。サロンに出社する前に、鏡の前でヘアセットしてから仕事に入るようにしてくださいね。
ふけが出ているのはもってのほか
冬の時期など空気が乾燥している季節は、ふけが出やすいので注意が必要です。言うまでもなく、リフレクソロジストにふけが出ていれば「施術を受けたくない…」と感じるお客様もいる事でしょう。頭皮のトラブルなので、ふけ防止のための専用シャンプーを使用してみたり医師に相談してみたりすると良いですよ。また、髪の毛だけでなく施術着にふけが付いていないか見ておくようにしてください。
頭皮のニオイにも注意して
頭皮から悪臭が放っていないかも注意しておきましょう。髪の毛は洗えているけど頭皮を十分に洗えていないという人が多いようです。髪の毛が長ければ尚更頭皮を洗う事への意識が薄れてしまいます。髪の毛だけをゴシゴシ洗うのではなく、指の腹や専用ブラシを使ってしっかり頭皮を洗浄しましょう。頭皮をマッサージするように洗う事で、コリがほぐれリラックス効果も得られるのでオススメですよ。
髪色は派手すぎず無難な色で
サロンによって髪色の指定がある事もありますが、リフレクソロジストとしてあまりにも派手な髪色や髪型は控えるべきでしょう。サロンに規則がないとしても、社会人としての常識範囲内にしておくと良いのではないでしょうか。一般的には、6トーンを目安にすると良いとされており、カラーリングをするのであればその位にしておくと良いですよ。また、ブリーチ剤を使ったカラーは次第に色落ちしていきます。美容室に行った直後は暗めのブラウンでも、次第に派手色に変化してしまうのです。髪色は、人の印象を大きく左右するものなので接客業では最も重要ポイントですよ。
自分ではわかりにくい!「ニオイケア」
意外と自分のニオイってわからないものですよね。お客様に接近する可能性のあるリフレクソロジストは、体から発するニオイには注意しておきましょう。よくあるニオイについて対処法をご紹介します。
夏場の汗
夏の暑い日にはどうしても汗をかいてしまうもの。流れ出た汗も、しっかりケアしておけば悪臭にならずに済みますよ。汗が匂う原因は、垢や皮脂などが混じり合うことで発生する細菌にあります。対処法としては、タオルなどで優しく汗を拭き取ってからボディシートで体を拭くと良いでしょう。その他にも、薬局などにはデオドラント商品がたくさん販売されているので、菌の繁殖を防いで一時的に汗の量を減らすという方法も良いのではないでしょうか。
関連記事:生活習慣で汗臭さを抑える方法とは?
タバコや電子タバコ
愛煙家にとってタバコはなくてはならないもの。路上や公共施設で喫煙所が激減した事から、タバコの煙には気を付けるようになったという喫煙者も多いのではないでしょうか。タバコの煙は髪の毛や洋服にまとわりつくため、いつまでも匂いが残ってしまう恐れがあります。対処法としては、消臭スプレーを使用すると良いでしょう。洋服やカーテンなどの布に使用できる商品や髪の毛についたタバコの匂いを消してくれるものもあります。お客様の中には、タバコの匂いが苦手という方もいるはず。次回の予約に繋がるように、気遣いを忘れる事無く出来る事はすべて行なっておきましょう。
体臭や足のニオイ
体臭などは特に自分では気付きにくい部分なのではないでしょうか。というのも、いつもその匂いだから…。体臭などは、生活習慣や食べるものでも変わって来ます。また、自宅を清潔に保てているかも重要。日々の掃除や換気を忘れずに行ないましょう。お風呂で体を洗う時には、炭の成分や柿渋成分が含まれた石鹸を使うのもオススメです。汗の匂いや体臭を抑えてくれると言われています。その他、靴に沁みこんでしまった匂いは靴の消臭スプレーを使うと良いでしょう。
口臭
ニオイの部分で最も気になるのが口臭ではないでしょうか。リフレクソロジストのお仕事は、お客様へのカウンセリングやクロージングなど会話が必要になる事があります。その際に、口臭があるようではいけません。ランチ後に歯や舌を磨いたりマウスウォッシュを使ったり工夫してみてくださいね。接客業をしている人の中には、仕事の前日にはニンニクやニラなどの香りが強いものは食べないようにする人もいるくらい気にしているポイントです。どんな職業であれ、ブレスケアは社会人としてのエチケットなのですね。
施術着の洗濯も忘れずに!
見落としがちなのが施術着の汚れや匂い。「何日か着て、週末に洗えばいいか!」と週に1回さらには2週間に1回くらいしか洗濯をしないという人は要注意です。サロン内でしか着ていないとは言え、汗や皮脂は施術着についています。体臭と同じで、自分が着ていた洋服の匂いはわかりづらく、時には不快な思いをさせてしまう事も。施術着はこまめに持ち帰り洗濯をするようにしましょう!
また、何度洗っても汗の匂いが取れない…という事もあるでしょう。その場合は、以下の方法を試してみてくださいね。
- 洗濯器に入れる前に重曹に浸す
- 酸素系漂白剤で浸け置き洗いをする
- 弱アルカリ性の洗剤で洗濯する
- 風通しの良い室外に干す
サロンで施術着を何着も用意してくれている場合には良いのですが、1着を使いこなすとなれば使用頻度が高くなります。その分、汚れも蓄積しやすくなるので注意してくださいね。
関連記事:服の臭いを消す方法と自宅での対処法
高い技術に清潔感をプラスして!
清潔感を求められるリフレクソロジストの身だしなみについてご紹介しました。リフレクソロジストのお仕事は、専門的な知識と技術を習得し誰にでも出来る仕事ではないでしょう。しかし、高い技術を持っていても身だしなみが整っていなければ、お客様が離れてしまう事も考えられるのではないでしょうか。
「ネイルアートやヘアスタイルのおしゃれをどうしても楽しみたい!」という人もいるかもしれません。リフレクソロジーサロンの中には、髪型やネイルも自由で厳しい規則がない所もあるでしょう。そのようなサロンを探すのも一つの手ですが、どんなサロンに在籍しようともお客様の肌を傷付けないように十分に注意してくださいね。
ここで紹介した指先のケアやヘアケア、ニオイケアをきちんと行い、身に付けた知識や技術を存分にアピールできる状態にしておきましょう!お客様やスタッフからも好かれるリフレクソロジストになる事間違いありません。
この記事に関連するキーワード
関連求人を探す
都道府県から探す
- 北海道・東北
-
- 北海道
- 青森県
- 岩手県
- 宮城県
- 秋田県
- 山形県
- 福島県
- 関東
-
- 東京都
- 神奈川県
- 埼玉県
- 千葉県
- 栃木県
- 群馬県
- 茨城県
- 甲信越・北陸
-
- 山梨県
- 新潟県
- 長野県
- 富山県
- 石川県
- 福井県
- 東海
-
- 愛知県
- 岐阜県
- 静岡県
- 三重県
- 関西
-
- 大阪府
- 兵庫県
- 京都府
- 滋賀県
- 奈良県
- 和歌山県
- 中国・四国
-
- 岡山県
- 広島県
- 鳥取県
- 島根県
- 山口県
- 徳島県
- 香川県
- 愛媛県
- 高知県
- 九州・沖縄
-
- 福岡県
- 佐賀県
- 長崎県
- 熊本県
- 大分県
- 宮崎県
- 鹿児島県
- 沖縄県
- その他
-
- 海外