美容スペシャリストな自分になるために
作成:2020.10.27
目元のプロ、アイリスト。アイリストならではの悩みやあるあるとは?
「私が抱えているこの悩み、もしかして自分だけ…?」そんな悩めるアイリストの皆さん!実はあなたのその悩み、アイリストあるあるかもしれません。今回は、アイリストなら誰でも「あるある!」と共感できちゃう悩みやあるあるをご紹介!悩みを解決に導く方法も一緒に見ていきましょう。
【アイリストあるある1】目がかすんでお客様のまつ毛が見えない
アイリストの仕事は、常に手先まで神経を集中させて行うことが必要不可欠。そのため、集中して施術をしていると、まばたきをすることさえ忘れてしまうという人も多いのです。気づいたら夕方になっていて、「あれ?なんだかお客様のまつ毛が二重になって見える…!」「目がかすんでなかなか焦点が合わない…!」なんていうことも。
これが俗に言う疲れ目の状態です。多くのアイリストに見られるあるあるですが、そのままの状態を何年も続けていると、そのうち慢性的な眼精疲労の状態になってしまいますよ。眼精疲労は悪化すると頭痛や肩こりを引き起こしたり、めまいが発生したりすることも。
特にコンタクトレンズをしている場合は、定期的にまばたきをすることを心掛けたり施術に入る前に必ず目薬をすることを心掛けたりすることが大切です!目が命のアイリストの仕事なので、長く仕事を続けるためには定期的なアイケアによって自分の目の疲れを癒してあげてくださいね。
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【アイリストあるある2】施術中に動くお客様にイライラ…
美容室やネイルサロンと違って、マツエクの施術を受けている時にはあまり会話をせずに目をつぶっていることが多々。ですが、施術が長時間になるとどうしても我慢できずに顔を動かしたり目を開けたりするお客様も多いでしょう。
そうなると、アイリストとしては「時間が限られているんだから、あと少しじっとしていてー!」とイライラしてしまいがち。
ただイライラしているだけではお客様に伝わらないので、ストレートに「目に入ってしまうかもしれないので、顔を動かさないようにお願いします。あと10分で終わりますね!」とお願いをしてみましょう。残りの時間が分かることでお客様にも安心してもらえますし、もしお手洗いに行きたい時にはそのことも言い出しやすくなります。
【アイリストあるある3】施術中にお腹が鳴る
お客様がソファやベッドに横たわり、アイリストは頭の近くで椅子に座って施術をするというのがよくあるポジション。そのため、お腹の音が鳴るとお客様には丸聞こえという状態に…。また、一度気になると、その後もお腹の音が気になって施術に集中できなくなってしまいますよね。そんな時には、そっと以下のような方法を試してみましょう。
- 息を大きく吸ってしばらく止める
- 背筋を伸ばして少し反る体勢になる
- 左右に身体を動かして腰をひねる
お腹が鳴るのは、身体の中の一か所にガスが溜まってしまっているから。そのため、そのガスを散らしてあげることで音は鳴らなくなりますよ。飴をなめるだけでも効果があるので、施術が終わってから次の施術までの間にのど飴などをなめることもおすすめ!
【アイリストあるある4】腰と肩の凝りがひどい
椅子に座ったままの姿勢で、お客様の目元にエクステをつける施術を何時間も続けるアイリスト。そのため、夕方には腰も肩もガチガチに凝り固まってしまいます。
施術が終わるたびに腕をぐるぐると回して筋肉をほぐしたり休憩中には軽いストレッチをして身体の緊張をほぐしたりしてあげましょう。ちょっとした運動でもするのとしないのとでは大きな違いがありますよ!
【アイリストあるある5】マスクの下は笑っていない
お客様の顔に近い距離で施術をするため、仕事中は常にマスクを着用しているアイリスト。そのため、ついつい気が緩んで真顔で接客をしてしまうことも…。それ以外にも、「とりあえず目だけ笑っているように見えればいいや」と、口元は笑わずに目だけ動かす人も多いのです。
しかし、マスクの下の顔が笑っていないのは意外とお客様にばれてしまうもの。どれだけ疲れていても、最初のカウンセリングと最後のお見送りの時には笑顔を絶やさないようにしましょう。
顔を動かさないと、顔の血流が悪くなって皮膚がたるんだり肌色がくすんだりする原因に。マスクで顔が隠れている時こそ、小顔ストレッチをするチャンスですよ!
- 口を思い切り横に開けて「いー」すぼめて「うー」の動きを10回繰り返す
- 内側から下で右頬を押す、左頬を押す、という流れを10回繰り返す
- 舌を時計回りにぐるぐると一周するのを5回繰り返す
- 舌を反時計回りにぐるぐると一周するのを5回繰り返す
上記のストレッチを時間のある時に取り入れましょう!笑顔が作りやすくなりますし、続けることで小顔効果を狙うこともできますよ。
【アイリストあるある6】給料が上がりにくい
美容業界の中では比較的給与水準が高いとはいえ、やはり給料が上がりにくいと感じる人が多いのもアイリストあるあるの1つ。一般の企業と比べて頻繁に昇給や昇格があるわけではないので、新人教育を任されたり店長としてお店を運営する立場になったりするまではあまり給料が変わらないということもあります。
関連記事:アイリストの給料はどれくらい?
ただ、歩合やインセンティブがあるサロンであれば、頑張った分をしっかり給料に反映してくれますよ。その他、ある程度自分を指名してくれるお客様がついてきたら正社員やアルバイトではなく業務委託という働き方に変えてみても良いでしょう。お客様からいただいた料金の一部を手数料としてサロンに支払うシステムなので、自分の実力によってどんどん給料を上げることができますよ。
【アイリストあるある7】失敗できないプレッシャーが強い
とにかく失敗は絶対にできない、というプレッシャーが強いのもアイリストのあるある。目元というのは、顔の中でも特にデリケートなポイント。そのため、誤ってお客様の目の中にエクステを落としてしまったりツイーザーを刺してしまったりといった失敗は絶対に許されません。また、施術時間も60分・90分と細かく決まっていることがほとんどのため、制限時間内に決められた数のエクステを装着しなくてはいけません。
一度間違えてしまうと取り外すのに時間を取られてしまうので、失敗できないというプレッシャーがとても強いもの…。ミリ単位の細かい作業を1日中行うので、そのプレッシャーがストレスになってしまう人も多いのです。ですが、アイリスト経験が長くなればお客様の前に立っても緊張せずに施術が出来るもの。
まずは友達や家族に練習をさせてもらって、自信を持ってお客様の前に立てるようにしましょう。
悩みと上手に付き合って、長くアイリストとして活躍を
今回の記事では、アイリストなら誰でも共感できるようなあるあるや悩みを7つご紹介してきました。どんな仕事だとしても多かれ少なかれ悩みはつきものなので、その都度解決をしながら上手に悩みと付き合っていきましょう。自分の手でお客様を可愛くできるという魅力あるアイリストの仕事、長く続けていってくださいね!
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