美容スペシャリストな自分になるために
採用に一歩近づく!美容部員の自己PRの書き方のコツや例文
憧れの美容部員になるために、まず待ち受けているのが履歴書と面接試験。自分のスキルや性格を面接官に最大限伝えられるかどうかが、採用の鍵となってきますよ。今回は、そんな面接の中でも特に大切な「自己PR」についてご紹介。自分の魅力が伝わりやすい自己PRの書き方や実際の例文を見ていきましょう。
INDEX
■自己PRで気を付けたいこと
■美容部員が自己PRしたいポイント
■美容部員の自己PR例文
■自己PRと合わせて学びたい志望動機
自己PRをする際に気を付けたいこと
自己PRの役割は、「私を採用すると会社にこんなメリットがありますよ!」というアピールをすること。そのため、ネガティブな点ではなく自分のポジティブな面やスキルをしっかりと伝えましょう。それに加えて、以下のことを意識して伝えることも心掛けると良いですよ。
■短所をカバーする長所を伝える
自己PRをする際には、短所を伝えるというのも一つのアピール方法。ただし、ただ短所を伝えるだけではいけません。その短所をカバーするためにどんなことを心掛け、どんな長所を活かすことができているのか。「〇〇という短所があり、それを克服するために〇〇という努力をしました。その結果、〇〇という長所が生まれました。」というように、結果として自分の長所をアピールする流れに繋げましょう。
■まずは結論を最初に書く
履歴書には、「私の強みは〇〇な点です」という結論を最初に書くこと。面接の際に口頭で伝える場合も同様です。結論を伝えた後で、「そう考える理由は~」という詳細な内容を伝えましょう。だらだらとエピソードを続けるだけでは、何を伝えたいのかが分かりにくくなってしまいます。
■自慢話にならないようにする
自分の長所を伝える、というとつい自慢話になってしまう人も…。「以前の職場では売り上げ1位を3か月連続で達成して、表彰されました!」というだけで終わると、ただの自慢になってしまいます。「誰よりも目標に向かって努力ができます!以前働いていた職場では、1日ごとの売り上げ目標を自分で設定して、目標達成のために単価の高い商品のご提案に力を入れました。その結果3か月連続で売り上げ1位となることができました。この努力家精神を、貴社でも活かして貢献したいと思います。」
と、エピソードを交えてここまで伝えると説得力がありますよね。
美容部員の面接でアピールしたい、自己PRポイント例
職種によっても求められる人物像は大きく異なります。美容部員の仕事は、お客様と会話をしながら商品の提案をしていく接客業。そのため、コミュニケーション能力や提案力、積極性といった点をアピールすると良いですよ。
積極的に相手に提案をすることができる
お客様が売り場に立ち止まって眺めていたり、商品を手に取られていたりした場合、自然な流れでお声かけをして提案をするのが美容部員の役割。お客様から声を掛けられるのを待つだけではなく、自分から積極的な会話の流れを作ることが求められます。自己PRにおいて積極性をアピールすると、採用側にプラスの印象を与えられるはず。
どんな相手とでも円滑にコミュニケーションができる
売り場には、様々なお客様が訪れます。エイジングケアに特化したコスメを扱っている場合には自分よりずっと年上のお客様を接客することもあり、メンズコスメを扱っている場合には男性のお客様を接客することもあります。そのため、どんな相手とでも円滑にコミュニケーションをとることができるというのは大きなメリット。接客業にとっては欠かせないスキルですね。
臨機応変に物事を進めることができる
入荷予定の商品が遅れてしまう場合、お客様からのクレームを受けた場合、出勤予定のスタッフが急遽お休みになった場合など、店舗で働いていく上であらゆるトラブルの発生が考えられます。そうした予期せぬ事態にも臨機応変に対応できることは、店長やエリアマネージャーにとって必要不可欠なスキル。そうしたスキルが備わっているという点は、採用側からも高く評価されるでしょう。
常にアンテナを張って、新しい情報を吸収しようとする
日々、新しいコスメやメイク方法が誕生する化粧品業界。もちろん、それに合わせて美容部員たちの知識もアップデートしていかなくてはなりません。季節ごとのトレンドカラー、競合ブランドの新商品、流行っているドラマの主人公のメイク方法など、とにかくメイクに関することであれば貪欲に吸収していくことが大切なのです。そのため、常にアンテナを張り、積極的にトレンドの情報をキャッチできるスキルは歓迎されますよ。
記憶力がある
店舗には、新商品や新色が日々入荷してきます。そんな中、お目当ての商品を探しに来たり、自分に合ったアイテムを探しに来たり、お客様の要望も様々。「あの雑誌に載っていた商品って入荷していますか?」「これっておいくらですか?」「この商品って何色で展開しているんですか?」といった質問にもしっかりと答えられることが、美容部員に求められます。常連のお客様の顔と名前を覚えることも大切なので、高い記憶力は重宝されるのです。
面接官に好印象!美容部員の自己PR例文
それでは実際に美容部員の自己PRの例文を見ていきましょう。もちろん、この例文とまったく同じ文章ではいけないので、文章構成を参考に自分なりのエピソードに変えて作ってみてくださいね。
例文① 記憶力
私の強みは、高い記憶力です。以前美容部員として働いていた時には、新商品が入荷したらその日のうちに商品の特徴を覚え、既存商品と組み合わせでご提案ができるようにしていました。また、接客したお客様のお顔も覚え、次回来店された時にも「先日はありがとうございました。購入された商品はいかがでしたか?」とお声がけするようにしていました。そうした積み重ねによってリピートで購入してくれるお客様も増え、店舗の売り上げにも貢献をしておりました。
貴社のブランドは商品の数も多く展開していますが、すべての商品の特徴を覚えてどんな質問にも答えられるようになり、お客様から信頼される美容部員になりたいと考えています。
↑接客業である美容部員にとって、記憶力は要となります。記憶力の良さ→お客様からの信頼→売り上げに貢献というエピソードも説得力があり、採用側にアピールをすることができますよ。
例文② 積極性
私は、店舗に来店されたお客様に積極的に商品の提案をすることができます。以前はフレグランスショップでの販売員をしていたのですが、新人の頃は店舗に訪れるお客様にお声がけをすることができませんでした。ある時店長に「商品のことを知っている私たちがお声がけして提案をすることで、商品の魅力がはじめてお客様に伝わるんだよ」と教えていただき、とても心に響きました。そこからは「買ってもらえなかったとしても、私がこの商品の魅力を伝えなくては!」という気持ちを常に持ってお客様へのお声がけをしていました。
「声をかけてもらったおかげで、自分にぴったりのフレグランスを見つけることが出来ました!」と笑顔で帰られるお客様も多く、積極的にご提案をすることの大切さを改めて学びました。
この経験を活かして、たくさんのお客様に貴社の化粧品の魅力を伝えて、その方に合った商品のご提案をしていきたいと考えています。
↑美容部員たちは、ただ待っているだけではお客様に商品の魅力を伝えることが出来ません。それをしっかりと理解し、積極的にお声がけや提案をすることができる人は重宝されるはず。
自己PRと合わせて学びたい、美容部員の志望動機
「私のことを知って下さい!」という内容が自己PRなのに対し、「あなたの会社の(ブランドの)こういうところが好きで働きたい!」という内容が志望動機です。志望動機を考える時には、以下のポイントに注意してみましょう。
- この会社(ブランド)で働きたいと思ったきっかけ
- 仕事を通してどんな風に成長したいか
- 自分の理想の美容部員像
これら3つを上手く織り交ぜた上で、入社したい!という想いを伝えることが大切。履歴書の項目にも必ず自己PRと志望動機を書く欄があるので、どちらも合わせて考えておくと良いですね。
関連記事:志望動機を考える時のポイントや例文
美容業界未経験であっても、自分のこれまでのスキルやこれからの目標をしっかりと伝えることで採用をしてもらいやすくなるはず。この記事を参考にして魅力的な自己PRを伝えることが出来れば、美容部員としての新たな人生を始められる日も近いですよ!
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