美容スペシャリストな自分になるために
色々なヘアスタイルが楽しめる“エクステ”の種類と長持ちするお手入れ方法
髪の長さやボリュームを自由に変えることができるエクステは、ショートへアの人でもロングヘアを楽しむことができたり、カラーリングをすることなく髪にメッシュを入れることができるので、手軽にヘアスタイルを変えられる方法として人気を集めています。
また、エクステの方法も様々。数カ月楽しむことができる編み込むタイプや、取り外しが簡単にできるタイプもあるので、自分に合ったものを選びましょう。ここではエクステの種類と、エクステを長持ちさせるためのお手入れ方法をご紹介します。
一番長持ちする「編み込みタイプ」
エクステを地毛に編み込んでいく方法です。頭皮に近い部分で地毛とエクステを三つ編みまたは四つ編みにします。数センチほど編み込んだらゴムで留めて完成です。強度があるのでエクステが外れにくく、地毛に馴染みやすいのが特徴。一度の編み込みで比較的多めのエクステをつけることができるので、ボリュームを多くしたい人は編み込みタイプがオススメです。また、エクステと地肌の接着部分を見せることもできるので、赤や青などの色を使って編み込んだ部分をあえて隠さないというオシャレもできます。
しかし、エクステを編み込む作業に時間がかかったり、エクステ方法のなかでも最も料金が高いというデメリットもあります。また、編み込み部分は汚れが落ちにくく、乾くのにも時間がかかるので、シャンプー後はしっかりと乾かしましょう。
取りつけが簡単な「チップタイプ」
真ん中に穴の開いたチップに地毛を通す方法で、素材によって“キャップタイプ”と呼ばれることもあります。地毛を通した後は別の穴にエクステを取りつけて、チップの部分をペンチでつぶせば完成。一度に取りつけられる量が少ないので、髪を長くしたり、ボリュームを出したいときには大量につける必要があります。
チップの素材は主に金属やシリコン。金属タイプはチップ部分をしっかりとつぶすことができるので比較的取れにくいですが、金属部分が頭皮に当たると違和感を感じたり、アレルギーで頭皮に異常が出ることも。その点、シリコン素材のものなら髪や頭皮への影響を気にせず使うことができます。エクステ部分だけを通販などで購入することもできるので、施術費用を抑えられるのが魅力ですね。
他にも、チップ部分に接着材がついていて、ペンチの代わりにヘアアイロンで挟むことで接着剤を溶かしてエクステを取りつける方法もあります。チップのみで取りつけるよりも強度は増しますが、接着剤で髪の毛が傷んでしまうこともあるので要注意。エクステを外したいときは、必ず専用のリムーバーを使いましょう。
貼りつけるだけでエクステが楽しめる「シールタイプ」
根元部分が接着できるようになっているエクステを、地毛に貼りつけていく方法です。シールタイプのものが多いので、地毛に貼るだけで簡単にエクステをすることができます。編み込みタイプやチップタイプのように髪が凸凹しないので、前髪部分などのエクステに最適。
ですが、接着力が弱く水に濡れると外れやすくなってしまうという欠点もあります。長持ちするタイプではないので、イベントなどに合わせて短期間だけ楽しむためにシールタイプを利用する人が多いようです。
髪にやさしい「超音波タイプ」
このエクステ方法はケラチンという接着剤に超音波を当てることで、地毛にエクステを取りつける方法です。見た目はシールタイプのようになっており、まずは取りつけたいところにエクステをくっつけて、あとは超音波を当てるだけです。超音波はケラチン部分のみに反応するので、地毛が傷みにくいのがうれしいですね。
取りつけが簡単で施術時間も短いというメリットがありますが、超音波を発生させる機器を使わなくてはいけないため、費用が高いというデメリットも。
短期間だけ楽しめる「クリップタイプ」
エクステは基本的に長期間楽しめるものですが、ウィッグのように取り外しが簡単なエクステもあります。このタイプは種類も豊富で、毛束の先がピン状になっているものもあれば、クシやクリップ状になっているものも。取りつける量や場所によって使い分けてみましょう。取り外しがすぐにできるので、お風呂に入る前に外せば、シャンプーも普段通りにすることができますよ。
どの種類のエクステをする場合にも、エクステと地毛が接着している部分にシャンプーなどの薬剤がつかないようにして、濡れた場合にはすぐに乾かすようにしましょう。エクステの種類や体質によってはアレルギーが起きることもあるので、頭皮や髪に異常が出たら必ず医師に診てもらってくださいね。
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