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作成:2016.06.27

美容師

その使い方間違っているかも!? ウィッグの正しい使い方&お手入れ方法とは?


薄毛対策やイメージチェンジなど、様々な目的に使えるウィッグ。つむじや前髪などの一部分だけに使えるウィッグや、髪全体のイメージを変えることができるウィッグなど、種類も様々あるので、使う人や目的に合わせて使い分けることができます。
 
しかし、使い方によってはウィッグということがすぐにバレてしまったり、ウィッグの下の地毛が見えてしまう…なんて恥ずかしいことも。そんなことにならないためにも、ここではウィッグの正しい使い方やお手入れ方法をご紹介します。

ウィッグのつけ方

ウィッグには、気になる部分だけに使うタイプのウィッグと、“フルウィッグ”と呼ばれる頭全体を覆うタイプの2種類があります。どちらの種類かによって使い方も変わってきます。ただし、どちらのウィッグを使う場合にも取りつける前にクシやブラシをウィッグに通してスタイルを整えておきましょう。

部分ウィッグのつけ方

薄毛対策のためにつむじ部分をカバーするウィッグや前髪専用のウィッグなど、部分的に使用するタイプの場合は、事前にウィッグを整えておくとともに自分の髪も整えておきましょう。次にどこにウィッグをつけるかを確認して、取りつけていきます。部分用のウィッグにはピンやクリップ、クシ状になったストッパーなどが付属しているので、それらを地毛に合わせて頭につけます。あとは、ウィッグと地毛との境目をなくすようにブラシで整えれば完成。
 
なお、材質が人毛のウィッグの場合はドライヤーやヘアアイロンが使えるので、ウィッグを装着した状態で全体をスタイリングして、より自然な状態にすることもできます。

フルウィッグの場合

フルウィッグをする場合は、まず地毛を隠すことから始めましょう。ウィッグ専用のネットを使うと簡単です。ネットを頭全体にかぶせるようにして、すべての地毛をネットの中に入れたら、ネットの端を縛るかピンで留めるなどして固定します。このとき、ネットの中が平らになるようにするのがポイント。頭の下や横などに髪が偏ってしまうと頭全体が凸凹になり、ウィッグが不自然に見えるので気をつけてください。
 
なお、生え際のあたりをピンで留める方法もネットがズレにくくなるので便利ですよ。ロングヘアの人はネットだけだとどうしても偏りがちになってしまうので、全体を二つに分けてそれぞれを三つ編みしたものを頭につけるようにしてピンで留めてみましょう。
 
ネットは基本的に黒色ですが、ベージュやピンクなど様々な種類の色もあるので、ウィッグの色に合わせたネットを使えば、万が一地毛が見えても目立たないのでオススメです。
 


 
ネットで地毛を隠したら、フルウィッグについているアジャスターを頭のサイズに合わせて調節します。あとは、ウィッグをかぶって形を整えればOK! 生え際や前髪といった細かい部分をスタイリングするとより自然に見えます。
 

ウィッグのお手入れ方法

ウィッグのシャンプー

ウィッグを洗う前にブラッシングをしてほこりや汚れを落としておきましょう。洗面器にぬるま湯を用意して、シャンプーをウィッグには直接つけずにお湯に溶かします。シャンプーを溶かしたお湯の中にウィッグを浸け、やさしく洗って汚れを落としたら、しっかりとすすいで水気を切ります。シャンプーと同じ要領でトリートメントをすれば、髪の毛がからむのを防いだり、ツヤを保つことができます。

ウィッグの乾かし方

水気をしっかり切った後は、ウィッグをタオルで包むようにして水分を拭き取ります。強くこすると毛が傷んでしまうので、ポンポンと叩くようにして拭きましょう。人工の毛や耐熱素材の場合はドライヤーが使えますが、人工毛は熱に弱いので必ず自然乾燥させてあげること。
 
ウィッグスタンドにかけて乾燥させればスタイルも崩れません。また、カールのあるウィッグの場合は形が崩れやすいので、専用のネットをかけて保存しておくとカールがキレイに保てるのでオススメですよ。
 


 
 
ウィッグは種類や素材によって使い方が変わってくるので、正しい使い方をマスターしておきましょう。また、自分の髪の毛同様、きちんとお手入れすることでより長く使うことができるので、正しいお手入れの方法を知って大事に保存してくださいね。

Author:美プロ編集部

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