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ビジネスの基本・おさえておくべき出退勤のマナー
社会人として春からスタートする人にとって、企業のルールや上司への挨拶など最初はわからない事だらけですよね。転職した場合にも、以前勤めていた企業とはルールが違うという事もあります。しかし、社会人として心得ておくべき事はどの会社でも同じ。最低限、社会人としてのマナーは守って行きましょう。
ここでは、出社時のマナーと退社時のマナーをご説明します。
出社のマナー
出社時間と始業時間に気をつける
出社の際は、遅くても始業の10分前に来るようにしましょう。始業時間と言うのは、この時間帯に来なさいという意味ではなく、「この時間から仕事が始まる」という意味です。始業丁度に来ようとすると、交通機関の遅延などにより遅刻してしまう場合もありますので、早めに来るように心がけましょう。
出社時の挨拶はきちんとする
挨拶はコミュニケーションの基本です。そして新入社員の挨拶は、先輩や上司に初々しかった頃の自分たちを思い出させて、気を引き締めてくれます。慣れてくると挨拶をしなくなる人もいますが、世に名を馳せる有名な人たちは挨拶の大切さを十分に理解しているものです。
働きやすい環境に整えておく
出勤をしたらまずは、職場環境を整えましょう。空気の入れ替えやコピー機やエアコンなど、共有の電子機器の電源入れ、給湯室のポットにお湯を補充するなどみんなが出勤したときに働きやすい環境にしておいた方が良いでしょう。環境整備をひと通り終えたら、次は自分のデスク周りの掃除です。デスクは意外と汚れているもの。気持ち良く仕事をするためにも、デスクをキレイにしておきましょう。
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退社のマナー
1日の仕事が終えて退社時間がやってきました。しかし、退社のタイミングは意外と掴みづらいもの。そこで、スマートな退社の仕方についてお伝えします。
新入社員が退社するとき
入社したてだと、退勤時間が来てもどうすれば良いかわかりませんよね。そんなときは、教育係や指導係になっている先輩に確認を取ってから帰りましょう。
自分の仕事が終わっていても、先輩の仕事が終わっていなければ手伝いをお願いされることもあります。逆に、入社したてで仕事の要領がまだ掴めていないため、新入社員の方へのお手伝いを遠慮する先輩もいます。そんなときは遠慮せずに帰りましょう。
上司に進捗を報告する
仕事が終わったら進捗を上司に報告することが大切です。翌日するべき仕事をリストアップし、明日の段取りをしておきます。上司が不在の場合は日報やメモで報告しておきましょう。
退社時には必ず挨拶をする
退社の際には「お先に失礼いたします」「お疲れ様でした」などの言葉を使います。どちらの言葉を使うか迷うところですが、なるべく「お先に失礼いたします」を使ったほうが良いでしょう。「お先に失礼いたします」には、「先に帰る無礼をお許しください」といった意味が込められています。
残業する先輩や上司に対しての労わりの意味もある気づかいの言葉なので、しっかりと使えたら周りからの評価も高まるでしょう。