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更新:2017.10.13

作成:2017.10.11

ブライダル

結婚式における席次の基本

上席や末席など、結婚式における席次には多くの基本が存在します。訪れたゲストが気持ちよく過ごせるように、おさらいしていきましょう!

席次表のマナーと基本のルール

結婚式における席次表は、座席の案内だけでなくゲストの紹介も兼ねています。そのため、慎重に配置を考える必要があります。席次と共に新郎新婦のプロフィールを載せる場合は、披露宴の開始前やお色直しなどの待ち時間にゲストに楽しんでもらえるように工夫が必要。席次表のデザインを席札と同シリーズで揃えると、会場の雰囲気も一気に高まります。

ゲストの席次

ゲストの席次は新郎新婦との関わりや立場によって決めるのが一般的です。新郎新婦の席に最も近い席は「上席(上座)」、出入り口に近いほうは「末席(下座)」と言います。上座には主賓や上司、下座には家族が座るのが基本です。ですが、最近は上座下座にこだわらないパターンも多いよう。家族への感謝の気持ちを込めて、あえて会場中央に家族席を設けるケースがあるようです。また新郎新婦が高砂席からゲストを見下ろす形を避ける傾向が多いのだとか。そのため、メインテーブルをゲストと同じ目線に置くケースも最近の傾向です。

席次表の肩書

結婚式の席次表はゲストの紹介も兼ねているので、名前はもちろん肩書きも確認のうえ記載をしなければなりません。肩書きの付け方は、地方によって異なる場合があります。もしわからない場合は両親やプランナーに相談するといいでしょう。

席次表完成までのスケジュール

席次表が出来上がるまでのおおまかなスケジュールをご紹介します。ポイントは余裕をもったスケジュールにすること。目安として参考にしてみてください。

  • 2ヵ月前:席次表を決定する
  • 1ヵ月前:はがきの返信がくる頃なので、ゲストの出欠を確定させる。配席と肩書、パンフレットの内容を決定
  • 1ヵ月~3週間前:印刷データを作成し、プランナーのチェックを受ける
  • 2週間~1週間前:テスト印刷を済ませ、その後組み立てる

テーブルの配置はちらし型とくし形が基本

テーブルの配置には大きくわけて「ちらし型」と「くし形」の2つ。どちらの配置でも、新郎新婦席(高砂席)に向かって左側が新郎、そして右側に新婦が座ります。

ちらし型

新郎新婦席の前に丸型のテーブルを配置。どの場所からでも新郎新婦が見やすいスタンダードなテーブル配置です。ゲストは向かいに座っている人とは距離があるものの、同じテーブルの人同士ゆっくりと会話を楽しむことができます。

くし型

新郎新婦席に向かって縦長のテーブルを垂直に配置します。ちらし型に比べてより多くのゲストが座れるので、大人数の披露宴におすすめです。ただし、ゲスト同士が話しづらいというデメリットも。ほかにも、席と席の間が狭くならないように注意が必要です。

席次ひとつで会場の雰囲気は大きく変わります。より良い式をつくりあげるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Author:美プロ編集部

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