美容スペシャリストな自分になるために
作成:2017.09.07
一昔前のギャル雑誌“メイク特集”が話題
一昔前のギャル雑誌に掲載された“メイク特集”を取り上げます。特集されている内容や世間の声、ギャルメイクの変遷を紹介。ギャル文化の移り変わりに興味がある人はぜひ参考にしてください。
一昔前の“ギャルメイク特集”に絶賛の声
メイクを勉強するために、ファッション雑誌のメイク特集などを参考にする女性は多いと思います。メイクには流行があるため、最新の雑誌を見る人が大半ですが、近頃巷では「一昔前のギャル雑誌が凄い」と話題になっているようす。
あるTwitterユーザーは「少し前のギャル雑誌はすごく勉強になる。コンプレックスの改善のためにどうすればいいか、どこを強調すればなりたい目になれるかがよくわかる」とコメントし、雑誌のメイク特集ページを紹介。数年前の『小悪魔ageha』や『egg』といったギャル雑誌のアイメイク特集を参考にしているとか。
数年前のギャルメイクと言えば、ボリュームたっぷりのつけまつ毛や黒々としたアイラインで「デカ目」を強調するのが特徴的でした。ただ、ギャル雑誌のメイク紹介ページでは単に目を大きく見せるだけでなく、「目が丸く見える」「セクシーに見える」「黒目を強調する」といった条件別にアイラインの微妙なテクニックを詳細に説明しているものも。モデルがアイメイクを施す工程を写真入りで詳しく解説している雑誌もあり、「このモデルさんのようになりたい」と思ったら、すぐに真似できるような工夫もされています。
これにはネット上でも「ギャルの努力凄い! 参考になるなあ」「こういうメイク情報ってひたすら見ていられる」「コスプレとか女装メイクの見本としても使えるね」と称賛の声が上がっていました。
時代によって全然違う! ギャルメイクの変遷
ギャルメイクは時代の流れと共にその流行が大きく変わっています。特にインパクトが大きかったのが「ヤマンバ」や「マンバ」と呼ばれたギャルメイク。顔を黒く塗ったり日焼けサロンで焼いたりする「ガングロギャル」の一種で、1990年代後半から2000年代初頭に登場。顔が黒いのは勿論のことですが、鼻筋や目の周り、唇を白く塗り、さらに目を黒く囲んだインパクトの大きいメイクです。
メイクだけでなくヘアスタイルやファッションも特徴的で、髪の毛を脱色したり、ピンク色や緑色に染めるのがスンタンダード。首や髪にレイの飾りを施すことも多く、とにかく派手に決めるのが「ヤマンバ」「マンバ」のステータスでした。
その後「ガングロギャル」から流行は「白ギャル」へ移行。浜崎あゆみが爆発的な人気を博したことから、浜崎のスタイルを真似した人が続出しました。肌を白くし、アイメイクはつけまつ毛などでしっかり強調します。ヘアスタイルは巻き髪でボリュームを出すのが主流に。『小悪魔ageha』が白ギャルのスタイルを発信し、参考にする女性が多かったことから「age嬢」という言葉も誕生しています。
どの年代のギャルもメイクには相当な力を入れており、雑誌でも読者をけん引するようにメイク特集を組んでいました。現在のギャルメイクはかつてのメイクよりもナチュラル志向へ傾いてきていますが、時々はかつてのギャルメイクに挑戦して懐かしむのもいいかもしれませんね。
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