美容スペシャリストな自分になるために
エステサロンを開業する時の立地
エステサロンを開業するときに、集客を見込めるか、安定した収入を確保できるかを決める「立地」。どのようにして決め、どのような立地に出店すればいいのでしょうか。
今回は、エステサロンの立地を決めるときのポイントを見ていきます。
出店予定の地域でするべき市場調査
出店する際には、「市場調査」が必要です。その地域にはエステサロンの需要があるのか、どんな人がどのようなサービスを求めているのかを知らなければ経営は成り立ちません。
地域によって人口や世帯数は異なり、そしてそれによってどんなアプローチをすればいいのかも異なるので、人口や世帯数は必ず調べておきましょう。
また、周辺の施設をチェックすることもポイント。どのターゲットに向けてお店を展開しているかで、客層を判断することができ、価格設定など参考になることも多いはず。
例えば、オフィス街の場合は、仕事帰りのOLやサラリーマンをターゲットとなるので、平日の仕事終わりの時間はかきいれ時になります。しかし、その一方で土日祝日、長期休暇シーズンは客足が遠のく傾向があります。
また働いている人は、2時間・3時間と時間を掛けられない人が多いです。そのため、60分で施術ができるスピーディーなメニューがあると受けるでしょう。
住宅街に出店する場合は、主婦層や高校生以上の子どもが対象になりやすいです。そのため、昼間~夕方に集客できるようなサービスを用意しなければなりません。
大通りに面していれば、お客様からも目に入りやすくほうが集客しやすいというメリットも。
大型商業施設のオープン予定を調べる
大型商業施設がオープンすると、大きく人の流れが変わります。施設がオープンすることによって、客足は遠のくのか、逆に集客しやすくなるのか、施設内にできるショップと合わせてチェックしましょう。
人の多さだけで決めるとあとから大変なことに
人口が多いというだけで立地を決めても、経営はうまくいくとは限りません。それだけお客様が来やすいといえますが、強力なライバル店も多いことも。そのため、大々的なアピール、強みを出していかなければなりません。
また、家賃が高いということも多く、一定の客数と売上を出し続けなければならないということも。
なので、まずは来てほしいお客様像を具体的に描き、それに合わせて顧客単価を仮定し、採算が取れる範囲で立地を決めましょう。
エステサロンの立地はいろんな条件を配慮して決めよう
エステサロンの立地は、人口の多さだけできめるのではなく、さまざまな条件を配慮して決めることがポイントです。出店する前には、実際にシュミレーションして、経営が成り立つのかを確認しましょう。
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