美容スペシャリストな自分になるために
作成:2017.07.10
地肌や髪に優しい帽子の選び方
帽子の蒸れが“抜け毛”の原因に? 頭皮へのダメージ源となる雑菌の繁殖を抑える帽子の種類、色を紹介。また帽子のサイズが合わないことで生じる、頭皮へのダメージについても解説していきます。
帽子が抜け毛に繋がるワケ
夏にかけて気をつけたいのが帽子をかぶることによる頭皮の「蒸れ」。日差しがきつくなるにつれ、日射病対策などで帽子をかぶる人が多いですが「この時期は帽子で頭皮が蒸れ蒸れになるのが困る」といった悩みを抱える人も。
実はこの「蒸れ」、不快なだけでなく“抜け毛”の原因になる恐れもあるようです。帽子の中が“高温”“高湿度”になってしまうと、雑菌が繁殖しやすい環境に。すぐにシャワーなどで洗い流せれば良いのですが、放っておくと菌が頭皮にダメージを与えてしまい、ひどい場合は炎症を起こして抜け毛に繋がってしまいます。
かといって帽子をかぶらないでいると今度は紫外線が頭皮や髪に直撃。そこで、夏は通気性がよく蒸れにくい帽子をかぶると良いでしょう。とくにおススメしたいのは、夏の風物詩ともいえる「麦わら帽子」。ファッション性が高いだけでなくかなり機能的な帽子で、編み込まれた麦や藁の隙間からしっかり空気を通してくれます。また帽子の唾が広いものが多く、顔に日陰を作ってくれるので紫外線対策としても最適。その他メッシュ地やペーパー地の帽子も通気性が良く、「蒸れ」対策におススメです。
また“色”も帽子内の環境に影響してくるようで、例えば黒い帽子は紫外線対策にはうってつけなのですが、熱を吸収してしまい「蒸れ」対策には向きません。逆に白い帽子は日光を跳ね返し熱がこもりにくいので、頭皮の汗の量も減り蒸れにくくなります。目的に応じて使い分けてみてください。
抜け毛の原因は“蒸れ”以外にも…
帽子を選ぶ際には通気性だけでなく“サイズ”も重要。通気性の良い帽子で「蒸れ」を解消しても、小さめのサイズだと帽子が頭を圧迫してしまい、血行不良に繋がってしまいます。頭皮の血行不良は抜け毛や薄毛の原因の1つと考えられているので、気をつけたいところ。
しかしサイズが大きい帽子だと、帽子がずれることで生まれる“摩擦”がダメージとなってしまいます。小さすぎず大きすぎず、自分の頭にピッタリ合ったサイズを探しましょう。ストレスフリーな帽子を見つけて、快適な夏を過ごせると良いですね。
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