美容スペシャリストな自分になるために
作成:2017.06.30
県民性がメイクに影響! カール力重視の山形県VS楽マスカラ派の福井県
目元を手軽に強調できるコスメアイテム「マスカラ」。まつ毛を長く見せるロングタイプや、まつ毛量をアップさせるボリュームタイプなど様々な種類のマスカラが発売されています。そんな中、好みのマスカラタイプが県民性によって変わることが明らかになりました。
県民性がメイクの好みに大きく影響する!?
耐久メイクブランドを展開する総合化粧品メーカーは2017年6月に「マスカラ選び」をテーマにしたアンケートを実施。マスカラをカールの持続性が高い「耐久カール」とクレンジングが簡単な「ラクOFF」の大きく2タイプに分けて、都道府県別に好みの割合を調査しました。
これによると、「耐久カール」派TOP3は山形県・山梨県・秋田県。1位の山形県と3位の秋田県は人口10万人当たりの理容・美容所数でツートップに君臨する地域でもあるので、もともと美容への関心が高い人が多いよう。だからこそ、カール力を長くキープできる「耐久カール」が人気なのかも。
一方で、「ラクOFF」派TOP3は福井県・沖縄県・山口県。第1位の福井県は女性の労働力人口比率が全国で第1位、さらに共働き世帯の割合も全国第1位になるなど、「女性の労働力化が進む県」として知られています。仕事だけでなく、家事・育児との両立が求められる中では、やはり手軽に落とせる「ラクOFF」の方が支持されているようです。
県民性がリップカラーにも関係?
同会社ではマスカラ以外にも、リップカラーに関する県民性についても調査しています。2017年6月に発表された「50歳以上の女性のメイクアップに関する意識調査」では、東日本ではナチュラルな「ベージュ系」が人気なのに対して、西日本では色味のハッキリした「レッド系」が人気とのこと。中でも広島県・宮崎県・愛知県・大阪府・島根県の5つは「レッド系」が「ベージュ系」の2倍以上という結果になりました。
県民性の専門家は、ヒョウ柄やトラ柄などのインパクト大な服装を生み出してきた大阪府や、派手好きとして有名な愛知県・名古屋などはもともと華やかなファッションが人気なので、リップも自然に明るいカラーが人気なのではないかと予想。女性にとってメイクは日常生活で欠かすことができない存在なので、地域ごとの特色が大きく反映されるのかもしれませんね。
画像出典:Michelle Cesare / 3D Fiber Mascara (from Flickr, CC BY 2.0)
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