美容スペシャリストな自分になるために

作成:2017.06.23

エステティシャン

エステティシャンの歴史と由来

伝統的なエステ

エステの歴史をご存じでしょうか。実は紀元前から始まっていたと言われています。
ここでは、エステの歴史について解説。お客様への話のネタとして活用してください。

エステの歴史は?

足の画像

エステのはじまりは、紀元前から。現在のヒーリングマッサージの原型をクレオパトラが受けていたという記述が残っています。

以後18世紀のフランスでも有力説があり、上流階級の人が付き人に肌のお手入れをしてもらっていたことが、現在のエステに繋がっているという記録も。

19世紀の終わりに世界初のエステサロンを創業したのがヘレナ・ルビンスタインです。20世紀はじめの明治35年には世界初、現在のようなエステティシャンによる施術が受けられる、エステサロンがオーストラリアにオープンしました。

日本ではもともと理髪店で行っていたマッサージによって人気が広がって行ったようです。

日本に、初のエステサロンがオープンしたのが、明治28年。

エステ発祥のフランスでトリートメントやマッサージ技術を習得した人物によって、エステマッサージが行われるようになりました。

さらにアメリカ人の医師から習得したマッサージの専門知識によって、現在のフェイシャルマッサージが完成。当時は「美顔術」として知られていました。

エステティシャンによるマッサージは、もともと富裕層の娯楽でした。しかし、昭和40年代頃になると、一般家庭でも試せる価格になり、多くの女性が美を求めてエステサロンに通うようになりました。

さらに平成に突入すると、その価格はよりお手頃になり、現在では誰でも試しやすくなっています。

同時に日本エステティック協会などの団体も発足され、美容業界の発展に大きく貢献しています。フェイシャルエステのみだったエステティシャンによる施術は、ボディまで範囲を広げて行うようになりました。

はじめはハンドマッサージのみだった施術も、美容機器を用いたフェイシャル、脱毛、痩身など、美容効果を狙う施術も続々と増えてきました。

ハンドマッサージにも、リンパマッサージやアロマテラピー、ボディトリートメント、リフレクソロジーなど、さまざまな種類に。サロン独自の美容機器と組み合わせた、オリジナルメニューも誕生し、年々エステや美への需要が高まっています。

エステティシャンの由来

マッサージをされる女性

「エステ」という言葉は、英語のエステティック(esthetic)を省略した言葉で、訳すと「美意識」になります。

美を求める意味合いをエステティックとし、エステサロンやエステティシャンという言葉の由来になっています。

しかしエステサロンやエステティシャンは和製英語ですので、外国人には伝わらないので要注意を。

エステの歴史は古いのです

エステは、実はクレオパトラの時代から。

現在のようなエステサロンができたのは明治時代とまた古く、いつの時代も女性は美しくありたいと願っているのがわかります。エステ業界は今後もさらなる発展を遂げていくでしょう。

Author:美プロ編集部

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