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作成:2017.06.21

特集

仕事上で必要なのは「怒る心」?「許す心」?ラジオ番組のアンケート結果が話題

TOKYO FMのラジオ番組「Skyrocket Company」で、「仕事をする上で必要なのは、怒る心? 許す心?」というアンケート調査が行われました。「パワハラ」「ブラック上司」といったワードがニュースやネットで話題となっているだけあって、アンケート結果は大きな反響を呼んでいるようです。

「許す心」に圧倒的な支持

 アンケートは6月12日の「社会人意識調査」として実施されたもので、結果は「許す心」が72.6%に対して「怒る心」が27.4%と、はっきりと「許す心」に偏るものに。「許す心」と回答した人は「怒っても効果は薄い」「現代の新人は怒られることに耐性がない」「許して働きやすい環境を作るほうがパフォーマンスが上がる」といった声が。中には「許されることで怖さのようなものを感じてほしい」と逆にプレッシャーを与えるという考えの人もいるようす。
 
一方「怒る心」と回答した人の意見としては、「しっかり伝えないと改善しない」「優しくして何度もミスを繰り返してても相手が成長しない」といった声から、「大きなミスをしてしまったのに笑顔で許されるとツライ」と“怒られる側”の視点から答えたものも。結果的に7割超えの人が「怒るよりも穏便に終わらせたい」と望んでいるという結果に「うちの部署にも怒鳴り散らす上司がいるからこの結果を突きつけたいわ」「やっぱりひと言目は叱ってもらった方が気が引き締まる」「正直『これが正解!』ってのがない難しい問題」と反応もさまざま。

仕事の上で大切な「上手な怒り方」「許す気持ち」

「アメとムチ」ではありませんが、部下とのコミュニケーションを図る上で時として“叱る”ことが必要になる場面も。そんな時は相手に「なぜ注意を受けてしまったのか」を理解してもらうことが重要です。「なぜ?」「どうして?」と質問を繰り返す人もいますがそれは相手を追い詰めるだけ。感情的になって相手を傷つけてしまうのではなく、冷静に問題を指摘することを心がけたいですね。
 
「怒る」クセがついてしまっている人は相手を「許す」ためにも「気持ちの切り替え」を意識してみては? 同日放送の「あさイチ」でも怒りの解消法として「仰向けになる」「砂糖入り紅茶を飲む」といった方法が紹介されているので、気持ちを切り替えるには脳を休めるのが効果的のようです。また、ただ許すのではなく相手にしっかりと問題点を伝える「論理」も必要。相手の心情に立って一緒に問題を理解しようとする心が大切です。相手の気持ちを汲むことで「この人なら意見を聞いてもらえるかもしれない」と思われ、信頼関係が深まるかもしれませんよ。

Author:美プロ編集部

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