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作成:2017.06.13
ノンシリコンシャンプーってどんな効果があるの? 覚えておきたいシリコンとノンシリコンの違い
天然由来の素材で作られ、頭皮や地肌に優しいと言われているノンシリコンシャンプー。ですが、実はノンシリコンでも髪質やスタイリングに合わないことがあるんです。今回は、ノンシリコンシャンプーの特徴や、シャンプー選びのポイントについてご紹介します。
シリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーの違い
普通のシャンプーに配合されているシリコンと呼ばれる成分は、髪のキューティクルをコーティングするためのもので、毛髪同士の摩擦を軽減し手触りを滑らかにする効果があります。しかし一度コーティングされたシリコンはなかなか落ちないため、コンディショナーを使ってもキューティクルを補修する成分が行き渡りにくいんです。それだけでなく、カラーやパーマが定着しにくかったり、長持ちしない髪質になってしまうことも。
そこで注目を集めたのが、シリコンを配合していないノンシリコンシャンプー。ノンシリコンであれば髪や頭皮の負担も少なく、自然由来の成分のためオーガニック派の人からも人気があります。トリートメントやコンディショナーを併用することで傷んだ髪も健康な状態に復活し、サラサラで素直な髪が手に入るでしょう。しかしノンシリコンではキューティクルを保護してくれるものが無いため、トリートメントを怠ったり髪が痛みすぎていると、シャンプーしても髪がきしんだり、パサついてまとまりのない髪質になってしまいます。
シャンプーの選び方
それぞれ異なる性質を持つシリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーですが、自分に合ったシャンプーを選ぶためには髪質や普段のスタイリングに合わせることが大切。髪が太くて量が多く、枝毛が気になるという人にはシリコンシャンプー、髪質が細くてボリュームを出しにくいという人にはノンシリコンシャンプーをおススメします。
シリコンのコーティングはキューティクルを熱から守ってくれる効果もあるので、毎日ヘアアイロンで髪を巻いたりホットカーラーを使うという人はシリコンシャンプー、ブリーチやヘアカラーを楽しみたいという人はコーティングしないノンシリコンシャンプーを使えば思い通りにスタイリングしやすい髪になるでしょう。
髪質はひとりひとり違いがありますから、どちらがいいとは一概に言い切れません。自分の髪に合ったものを選べるように、それぞれの効能をしっかりと理解することが大事ですね。
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