美容スペシャリストな自分になるために

更新:2019.04.23

作成:2016.04.16

美容師

不要なハサミはありませんか? ハサミの処分方法まとめ


 

「ハサミを買ってみたけれど何だか自分の手にしっくり来ない…」「毎日お手入れをして、メンテナンスもしたけれど、切れ味が悪くなってきた…」など、ハサミを手放す理由は人それぞれ。どんな理由であっても、せっかく買ったハサミは簡単に手放せませんよね。

 

そんな時に参考にして欲しい、ハサミの処分方法をご紹介。「ハサミってどうやって処分すればいいの?」「処分以外に良い方法はないの?」という美容師の皆さんのお悩みを解決します! これを読んで、お世話になったハサミとスッキリお別れしましょう。

専門業者に買い取ってもらおう!

使わなくなったハサミを中古品として買い取ってくれる業者やメーカーがあります。ここでは中古品の買い取り方法を3つご紹介しているので、自分に合った方法で買い取ってもらいましょう。

実店舗での買い取り

ハサミの買い取りをしている店舗を訪れて、実店舗で買い取ってもらう方法です。対面での買い取りなので、安心感があって対応が早いのが特徴。すぐに現金化したい時にはこの方法が一番早いです。ただし他の方法でのほうが、買い取り価格が高いことも少なくありません。

ネット買い取り

最近主流になりつつある買い取り方法。発送用のダンボールの準備から回収までを行ってくれる会社も多いので、手間が少なくて済むのがうれしいところ。しかし申込みからお金が振り込まれるまで時間がかかってしまうのが難点。

 

しかしネット買い取りの業者は、買い取ったハサミを東南アジアに輸出したり、ネット販売するなどの独自の販売ルートを持っているところが多いので、実店舗での買い取りよりも高値がつきやすいようです。事前に写真を送っての見積もり、キャンセル料無料、送料の負担など各サイトに特色があるので、事前にサービスを見比べてから依頼してみましょう。

訪問買い取り

自宅に査定員が訪問して買い取りをしてくれる方法。自宅から一歩も出ずに買い取りサービスを受けられるのが特徴です。出張費や査定後のキャンセル料などが無料のサービスを行っている会社もありますので、依頼する前に何社か比較しておくと安心です。

 

買い取り以外でハサミをお得に処分する方法

オークション/フリーマッケットアプリ

ネットオークションやフリーマッケットアプリなどを使えば、専門業者に買い取ってもらうよりも高値がつくことも。しかし、そもそも買い手の人数が少ないので購入者が決まらないこともあるようです。

また、出品の際には利用料・手数料などが発生したり、お金のやり取りや商品についてトラブルが起きることもあるので、初めての人は十分に検討してから利用するようにしましょう。

下取り

ハサミを購入する予定がある人は、処分する前に下取りキャンペーンを行っているお店を探してみてはいかがでしょうか。新しいハサミが手に入って古いハサミの処分もできるので、一石二鳥のお買い物ができるかもしれません。

 

他の人に譲ってみよう

寄付

シザーメーカー・NPO団体・個人などを中心として、不要なハサミの寄付を募っている場合があります。集まったハサミは東南アジアなどに送られて子どもたちの職業訓練に役立てられたり、東日本大震災のときには被災した美容師や理容師のために寄付が行なわれました。

ハサミが破損していてもメーカーが修理・研ぎ直しをした後に寄付を行う場合もあるので、気になる人は一度問い合わせてみましょう。

後輩、同僚に譲る

どの業界においても、若手の人はお金がありません。先輩からハサミを譲り受けた経験がある人も多いのではないでしょうか。ハサミを処分してしまう前に、一度まわりの人に声を掛けてみても良いかもしれません。

 

もう処分するしかない…そんな時の対処法

供養

みなさんは「ハサミの日」というのをご存知ですか? あまり知られていませんが、8月3日の「ハサミの日」には全国のお寺を中心にハサミ供養が行なわれているのです。「ハサミの日」は1981年8月3日に増上寺に「聖鋏観音像」が建立・開眼されたことに始まっており、増上寺には美容師を筆頭に毎年数多くの人がハサミ供養に参加しています。苦楽を共にしてきたハサミに感謝を表して、さらなる技術向上を祈願してみましょう。

廃棄

もう修理もできない…誰かに譲ることもできない…。そんな捨てるしかなくなったという状況の時は、正しく処分しましょう。処分方法は各自治体によって異なりますが、ほとんどが不燃ごみとして回収されているようです。しかし美容師用のハサミは非常に鋭くて大変危険なので、歯をガムテープで巻くなどしてから廃棄するようにしましょう。

 


 
 

一緒にがんばってきた“相棒”とも呼べるハサミを手放してしまうのは悲しいこと。でも使われなければハサミ自身もかわいそうなので、自分にとってもハサミにとっても良いお別れができるようにしていきたいものですよね。

Author:美プロ編集部

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