美容スペシャリストな自分になるために
作成:2017.05.26
3Dプリンター応用のオーダーメイドネイルチップに光るネイル… ネイル業界に最先端技術が続々登場!
様々なものが最新の科学技術によって発展を見せている現代。それは、ネイルの世界でも同様のよう。今女性たちの間で、大手電機メーカーが発表した最新技術を利用したネイルが大きな話題となっています。
きっかけは「女性の身近な問題を解決できる」アイデア
NHKの公式ニュースサイト「NHK NEWS WEB」では、とある大手電機メーカーで提案された「つけ爪のネイルチップをつくる」というプロジェクトについて特集。プロジェクトの提案者である女性社員に取材を行いました。
女性社員は同僚たちと“女性の身近な問題を解決できるアイデア”を議論している中で、メンテナンスに時間がかかるためネイルのケアが大変だという話題が出たそう。一方で、普段社員たちがデザインの仕事で使っている3Dプリンターの性能が上がっているという話も。ネイルの悩みと3Dプリンターを掛け合わせて何かできないかと考えた結果生まれたのが、一人ひとりの爪の形に合うオーダーメイドのネイルチップを作るというアイデアでした。
すでに実証実験も! 3Dプリンターを使ったオーダーメイドのネイルチップ
現在、事業化に向けて実証実験中のネイルチップ。構想としては、専用の機械で指先を3Dスキャンし、スマートフォンを使って好みの色やデザイン、爪の長さを選択し注文する、という流れ。この専用の機械は、将来デパートや駅など街なかに設置することを想定しているそうです。
画像認識技術を駆使して、データから爪の形や輪郭を分析し、注文者にぴったりのネイルチップの形を自動で生成するというこの技術。1回スキャンを行えば、その後何度でも登録したデータでネイルチップを生成することが可能になるため、オーダーメイドのネイルチップが簡単に手に入れられるように。データは提携する業者などに送られネイルチップの出力、着色や装飾を行ったうえで注文者に郵送されるとのこと。
実証実験は5月6日、7日に渋谷ヒカリエで開催。「オープンネイル」と名付けられた同プロジェクトの実証実験は予約受付者のみが対象となっており、両日とも予約者でいっぱいになったそう。実際に体験した女性たちからは「自分の指先がデータ化されてく様子はなんだか不思議な感じ」「あとはチップのデザインをウェブから選んで購入するだけ! 届くの楽しみすぎる~」「このプロジェクトが実際に始まったらすごく楽になるから実用化が本当に待ち遠しい!」との声が上がっています。
ICカードリーダで光り、コピー機で着色!?
その他にも、駅の自動改札や自動販売機のICカードリーダー機にかざすことで発光するネイルシールや、5本指すべてにコピー機のような「ネイルプリンター」を使って着色していくジェルネイルへのデザイン方法など新たな技術が続々登場中。いつの日か技術の進歩によって、メンテナンスにかかる手間や衛生面に関してなど多くの問題が解決され、すべての女性がネイルを施しているという時代が来るかもしれませんね。
画像出典:ネイルチップ(つけ爪)専門店ミチネイル
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