美容スペシャリストな自分になるために
ジェルネイルをするならプレパレーションをしっかり
プレパレーションの方法
セルフでジェルネイルをする際は、プレパレーションをしっかりと行う必要があります。爪をきれいに仕上げ、リフトしにくいネイルをするには、下地を整えなければなりません。必要な道具を揃えてプレパレーションの順序を覚えると誰でも簡単に下準備ができますよ。
間違えてもいきなりジェルを塗るようなことをしてはいけません。リフトはすぐしてしまいますし、何より爪に大きな負担を与えることになります。爪の健康を保ちつつ、はがれにくいネイルができるようにしましょう。
必要な道具
- コットン
- エタノール
- キューティクルリムーバー
- ファイル
- エメリーボード
- プッシャー(ウッドストックも代用可能)
- ダストブラシ(用意可能であれば)
- ワイプ(キッチンペーパーでも代用可能)
- プレプライマーもしくはジェルクレンザー
プレパレーションの順序
爪と手の消毒
エタノールをしみこませたコットンを使い、爪と手をぬぐい消毒をします。
爪の長さを整え、きれいな爪の形を作る
エメリーボードで爪の長さを調整して、爪の形を整えていきます。爪を切って形を整えるより、エメリーボードを使って削る方が綺麗なラインの爪に仕上がります。
甘皮とルーススキンの除去
キューティクルリムーバーを甘皮周辺に塗りこみます。
プッシャーを使い、甘皮を押し上げるようにして取り除きます。
プッシャーがない場合はウッドストックの代用も可能。
くれぐれも粗く削ってささくれを作らないように注意しましょう。
除去が終わったら一度手を洗います。爪の裏側にバリが入り込んでいる場合もあるので注意。
サンディング
ファイルを使い、爪の表面を削り荒くします。
サンディングをすることにより、ジェルと爪の密着度を高められるのです。
ファイルのグリット数は、使用するジェルにより異なるので、事前に確認をしましょう。
サンディングを施した爪は白くなっており、爪に細かい傷が入っている状態に。
あまりにも削りすぎると逆に爪へ負担がかかりますので、白い靄が入る程度にとどめます。
その後はダストブラシで削り粉を払い落とすか、手を洗い綺麗にします。
油分や水分の除去
ワイプにプレプライマーもしくはジェルクレンザーをしみこませて、爪の表面と側面部を拭きます。
油分を落としてくれますので、プレパレーションの仕上げに必須の行程です。
プレプライマーなどの代用品には無水エタノールがありますので、いずれか用意しやすいものを使いましょう。
リフトやグリーンネイルの防止に
プレパレーションをすれば、リフトしにくくなりジェルネイルを長持ちさせることが可能です。
また、ジェルと爪の密着度が高くなるので、グリーンネイルの防止にもなります。
ネイルグルーを塗るときにつまようじを使うのもおすすめです。ティッシュを使うのが面倒なら、ネイルグルーを塗った後、ピンセットで爪を押さえて固定させてからトップコートを塗ってもOK。
グリーンネイルとは、爪に細菌が入ってしまい変色する病気です。治療を行わなければなりませんし、ジェルネイルも当分の間お休みしないといけません。
安全に爪をきれいにおしゃれに保ちたいのであれば、プレパレーションを怠らずに行いましょう。
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