美容スペシャリストな自分になるために
作成:2017.04.25
美容師がミスをした時の対応法
美容師にミスは付き物です。お客様の思っていたスタイルとは違うスタイルが出来上がってしまうこともあります。そこで今回は、美容師がミスした時の対応方法や謝罪の仕方について解説をしていきます。
ミスの正しい対応法
ミスをしてしまったときに、もっとも大切なのは「誠意を持ち対応すること」です。明らかにミスをしたと感じているにも関わらず、ブローなど誤魔化しのきく施術で乗り切ろうとするのはNGです。
例えばカットで切りすぎるというミスの場合は、謝罪は時間が経てば経つほど謝りにくくなります。どうにか他の施術で誤魔化そうとするならば、早めに謝るようにしてください。
カラーやパーマなどの施術の場合は、謝罪が早ければ早いほど、その後の対応が簡単になります。ミスをした場合、お直しになるため後日美容室に足を運んでいただき施術をしなければなりません。
しかし、早めに謝ることができれば、その場でお直しをすることもできる場合があり、自分の予約の負担やお客様にお時間を取らせる必要がなくなるため、早めに謝るということはとても重要になるのです。
謝罪に重要な2つのこと
謝罪はトップも出向く
正しい謝罪の仕方で、問題になるのがクレームに結び付いた施術をしたスタイリストひとりで、謝罪に行くという謝罪の仕方です。もし、謝罪でお客様のお宅に出向くのであれば当事者だけではなく、そのサロンの代表も一緒に足を運ぶというのが常識です。
特に美容室の場合は、口コミがとても強い力を持つので、風評被害を受けやすく、クレームが出た際のサロン代表の謝罪の仕方で、その後の風評被害を抑えることもできます。また、謝罪内容やその後の補償などに対しても即時に対応できるため、代表が謝罪に行くことはとても重要です。
料金を無料にしない
ミスをしてクレームになってしまうことは決して珍しいことではありません。数を多くこなしている美容師の場合は、携わるお客様の人数も増えるので、おのずとクレームになってしまう確率は高くなります。その度に料金を無料にしてしまうと、サロンの売り上げが減少してしまうという原因になってしまいます。
また、「クレームを入れると料金が無料になる」という噂になってしまい、クレームが続出してしまうということもあるため、料金を無料にするという対応はなるべく避けましょう。
ミスが当たり前にならないように
美容師にとってミスは付き物です。何度もリピートや指名をしてくれているお客様の場合でも、ミスをして失客してしまうこともよくあることです。そのため、ミスをしたときの正しい対応方法をしっかりと身に付けておきましょう。
とは言え、お客様には料金を払っていただいているので、美容師として最大限の努力をして、ミスをするということが当たり前にならないようにしましょう。
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