美容スペシャリストな自分になるために
美容師のカウンセリング術
美容師のカウンセリング術:お客様の悩みを引き出す
施術前のカウンセリングは非常に重要なもの。このカウンセリングがうまくいかなければ、「こんなはずじゃなかった」というようなことにもなりかねません。お客様は美容師に対して、「髪の毛に対する悩み」をうまく伝えてくれるとは限らないので、信頼関係が構築されていない初対面だと、悩みを引き出せない確率は高くなります。
お客様が美容師に対して、「こういう髪型にしたい」というリクエストはよくありますよね。その際、「今の髪の毛やヘアスタイルで、どこか気になる箇所はあるのか?」「具体的にどうなりたいのか?」など、上手に聞き出せると、お悩みを解決しながら、お気に入りのヘアスタイルにすることが可能になります。
美容師のカウンセリング術:お客様の気になるところを探る
お客様は、髪の毛の悩みを打ち明けてくれないこともありますが、気になるところを無意識に触っていることがあります。まだカウンセリングが始まっていないときなどに、お客様を観察して見てみるのも良いでしょう。無意識に触っていたところを、カウンセリング時に、何気なく聞いてみるのもおすすめ。新しい発見がきっとあるはずです。
美容師のカウンセリング術:施術時間や料金を明確にする
美容師の行うカウンセリングで大切なのは、なりたい髪型や、髪の毛の気になる箇所を確認するだけではありません。「美容室の後に大事な予定を入れている」ということもあるので、何時に美容室を出たいかというスケジュールの希望を必ず確認することが大切です。美容室でゆっくり時間を過ごしにきたのか、1日の予定に合わせて美容室を予約したのかによっても変わるので、事前に施術時間の目安を伝えましょう。
また、大まかな料金も事前に伝えておくこともポイント。料金に関しては、なかなか確認しにくいという方も多いので、事前に伝えておくと、お客様も安心です。施術後に、「こんなにかかるとは思わなかった」など、後々トラブルになることも防げるでしょう。
このように、施術前に行うカウンセリングには、大切な役割がいくつかあります。お客様の要望に応え、不安や気になる要素が解決できれば、お客様はまたあなたを指名してくれることでしょう。
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