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作成:2017.04.19

特集

寝ぼけたまま過ごすのはもったいない! 毎日の通勤電車で活用したいお手軽な「脳トレ」法

新聞を読んだりスマホゲームをしたりと、通勤中の過ごし方は人それぞれ。スッキリ目を覚ますことができず、居眠りをして過ごす人もいるでしょう。でもせっかくなら有意義に時間を使って、能力アップを目指してみてはいかがですか? 今回は通勤中にできる簡単な“脳トレ”をご紹介します。

頭の中でできる脳トレ

道具を使わず、頭の中で行う脳トレなら満員電車の中でも簡単にできます。まず最も簡単な方法と言えるのが、“空間認識力”に関わる脳トレ。中吊り広告や窓から見える景色の中に図形や文字を探して、それを脳内で想像してみてください。しっかり形を思い浮かべたら、左右反転させて鏡合わせにしたり、上下を逆さにしてみましょう。このように頭の中で物体を回転させる能力を「メンタルローテーション」と言います。リハビリの現場でも使われていて、お手軽に脳を刺激するのにうってつけ。
 
その他、想像力を働かせるための脳トレも。電車には年齢や性別はもちろん、職業やキャラクターのまったく異なる人が乗っています。そこで同じ電車に乗り合わせた人を観察して、どんな人なのか想像してみましょう。ネット上には「マーケティングの授業で、電車で向かいに座ってる人を観察して、どんな商品を買う人なのか想像してみるっていうのを教えられた」という声もあり、応用すれば“マーケティング脳”を鍛えるためにも使えるようです。
 
また円周率暗唱の元・ギネス記録保持者が、インタビューで“通勤時間に円周率を暗記していた”と語っていたことがあります。元々記憶力が抜群だったわけではないにも関わらず、語呂合わせで覚える作業を続けていくことで、何万ケタもの円周率を暗唱できるようになったそう。「記憶力に自信がない…」という人も、毎日の積み重ねによってグングン能力アップが狙えるかも。

エクササイズも効果的!?

もし電車が混んでなかったら、ちょっとしたエクササイズで脳トレしてみるのもおすすめです。集中力を鍛えるには頭を使うだけでなく、普段はしないような動作で手を動かすのも効果的。たとえば両手を開いた後、左右の指を別々の順番で折り曲げていく方法や、両手の指を合わせて一本ずつ指が触れ合わないように回していく“指回し”など、電車内でもできる脳トレエクササイズはたくさんあります。
 
ちょっとした通勤時間を使って脳を活性化させれば、スッキリした頭で仕事に臨めるはず。集中力や記憶力を鍛えれば仕事の効率も上がって、まさに良い事尽くしですよ。
 
画像出典:ume-y / 蒲田駅(東急) Kamata station (Tokyu) (from Flickr, CC BY 2.0)

Author:美プロ編集部

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