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作成:2017.04.10

特集

なんでタメ口なの!? 美容師と医者の「接客術」に賛否両論


美容室や病院に行ったときに、医者や美容師に「タメ口」で話しかけられたことがあるという人も少なくないはず。この接客方法には賛否の声が上がっているよう。

美容師・医者のタメ口に賛否両論!

ネット上でも度々盛り上がっているこの話題。「明らかに年下の美容師にタメ口で話しかけられてちょっとイラっとしちゃった」「なんか馴れ馴れしい人多いよね~! 下に見られてる感じがして嫌だ」と、やはりタメ口に対して反感を持っている人は多い。
 
一方で、「同じくらいの年齢とか年上の美容師だったら気にならないけどね」「きっちりした敬語使われるよりはちょっと崩してくれた方がこっちも話しやすいし、希望を伝えやすいからいいかな」「いきなりタメ口は確かに嫌だけど、徐々に打ち解けてくれば仲良くなってる感があって良いけどな」という声も。

どうしてタメ口を使うの?

実は、2016年に放送された「月曜から夜ふかし」でも、「なぜ医者はタメ口を使うのか」という疑問が特集されていた。街頭インタビューでは、「親しくなってタメ口ならいい。最初に行ってタメ口は二度と行かない」など、厳しい意見が多い様子。
 
そこで番組では、実際に医者に「なぜタメ口なのか」をインタビュー。その医者によると、「医者は6年間しっかり医学の勉強はするけど、実際に患者に対してどう接するかを直接教わることはあまりない」「どうそれを学ぶかというと、教授の外来診察を後ろから見学することで学ぶ」「その教授が偉いからタメ口を使う人も結構いて、そこから学んでしまう人が多いのではないか」とのこと。
 
他にもネット上では「元看護士だけど、お年寄りとか耳の遠い人には、言葉数が多くなる敬語よりも簡潔にはっきり伝わるタメ口の方がいい」という理由も多く挙げられている。
 
医者のタメ口には様々な理由があるようだが、美容師はどうなのだろう。美容専門学校のカリキュラムにはしっかり「接客とマナー」「接客法」といった項目があることが多く、医者のように対応の仕方を学んでいないというわけではなさそう。
 
「美容師だけど、リラックスしてもらうためだよ… 嫌な思いさせてたらごめんね」という声もあり、どうやら美容師のタメ口は「あえて」やっているというパターンもあるよう。もちろん、「美容師だけど、お客様にタメ口はあり得ない! 絶対敬語で話してます」「いきなりタメ口は絶対しない! 本当の本当に仲良くなった時だけタメ口」という人も多い。
 
他にも、「警察官」「公務員」「服屋の店員」などの職業に対して「警察って馴れ馴れしい人多いよな~」「役所の受付でタメ口使われてびっくりしちゃった」「セレクトショップの店員って最初っから馴れ馴れしすぎないかな…」という意見も多く上がっている。賛否の声が上がる「タメ口」だが、実はそれぞれの職業でしっかりとした理由があるのかもしれない。

Author:美プロ編集部

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