美容スペシャリストな自分になるために
作成:2017.03.01
バリバリ働いている主婦も多い? 主婦業を美容師と両立して働く方法とは
美容師としてバリバリ働いていたものの、出産や育児をキッカケに美容師を辞めてしまった…という人も多いですよね。ですが、最近では女性が長く安心して勤められるように「主婦でも働きやすい職場」が整っているサロンも増えてきました。実際に、多くの現役「ママさん」が主婦と美容師をうまく両立しながら働いてますよ。
そこで今回は「美容師と主婦業を両立する方法」をご紹介。具体的にどんな方法で主婦と美容師を両立できるのか、一度離職した主婦が職場復帰するための方法、主婦に向けた支援制度の種類などを取り上げていきます。
主婦と美容師を両立するには?
主婦はどうしても育児や家事などで時間に縛りがあるもの。ですが、もし「美容師免許」を持っていたら「この資格を活かしたい」とか「また美容師の現場に戻りたい」と思うこともありますよね。
多くの人は子どもを幼稚園や学校に送り出した後から夕方までの間に、アルバイト・パートで働いていますが、美容師の業界でもアルバイト・パートで働ける現場が数多くあります。実際に美容師の「ママさん」のほとんどはアルバイト・パートで働いているようで、求人を見てみると「ママさん歓迎」と謳っているところも多数。その勤務体制は「週1、2~」「土日祝休みOK」など、時間に融通が利くサロンが多いようです。また子どもを迎えに行く時間の夕方の17~19時ぐらいに退勤できるところもあるので、まだ子どもが幼い人でも安心して働けますよ。
職場復帰したい場合は?
以前美容師として働いていて、出産や育児のために離職したという主婦の場合は、その「経験」を活かせばすぐに現場に立つことができますよ。上述したように「ママさん」が活躍しているサロンは多くあるので、求人欄に「主婦歓迎」と謳っているサロンにどんどん応募してみてください。
主婦の方は働ける時間に制限があるので、「アシスタント」として働くことも多いですが、以前「スタイリスト」として働いていた経験があって、サロンのオーナーに技術を認めてもらえた場合には一人前のスタイリストとして活躍できることもあります。アシスタントの時給の相場が900~1,000円ほどなのに対して、スタイリストになれば1,000~1,500円ほどまでアップするので、たとえ短い時間の勤務でも「美容師」としての技術を磨くように心がけるといいでしょう。
主婦向けの支援制度の種類
最近では、主婦の方を対象にした「支援制度」が充実しているサロンも多くあります。アルバイト・パートでも「産休」や「育休」を取得できたり、託児所が備わっているサロンもあるとか。また、これは制度というわけではありませんが、サロンの中にはお客様のターゲットを「主婦層」に絞ったところもあり、そうした店舗ではなんと閉店時間が16時・17時となっているそう。というのも、ターゲットも働いている美容師も主婦が中心になるので、家事や育児を考慮した営業時間になっているんです。こういったサロンでは「土日祝日」も休みとなっているようなので、主婦にとっては助かりますよね。
その他の主婦向けの支援制度としては、「子ども手当」というものがあります。子ども手当とは、子どもがいる人を対象に「子ども1人あたり○○円」とお金を支給してくれる制度のこと。子どもが1人いると5,000円が支給されるサロンがあったり、子どもの年齢によって「15,000~10,000円」と支給額が変わるところがあったりと方針は違いますが、特にシングルマザーの人にはありがたい制度ですよね。
中には、「一人親手当」という制度を採用しているサロンも。これは主にシングルマザーを対象にして手当てがつく制度です。ここで紹介してきたように、母親やシングルマザーの目線に立った独自のシステムを作っているサロンが多く登場しているので、そういった「待遇」の面もよく確認してみると、主婦でも安心して働けるサロンが見つかるでしょう。
画像出典:Mainstream / Behind the Scenes with Aveda™ – Ann Yee SS14 – Mercedes-Benz Fashion Week New York Spring Summer 2014 – #MBFW #NYFW – September 4, 2013 – Creative Commons (cc) photos distributed by Mainstream via Aveda Corporation (from Flickr, CC BY 2.0)、Julie Louisa Hagenbuch / The Hairdresser, Mexico (from Flickr, CC BY 2.0)、Franklin Heijnen / Untitled (from Flickr, CC BY 2.0)
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