美容スペシャリストな自分になるために
作成:2017.02.08
「ボディセラピスト」「アロマセラピスト」「スパセラピスト」…様々なセラピストの勤務時間・残業事情とは?
マッサージなどの施術によって、美容とともにリラクゼーションも提供するセラピスト。しか一口にセラピストといっても、体のリラクゼーションを得意とする「ボディセラピスト」や、精神的な癒しを提供する「メンタル系セラピスト」など、その仕事内容は様々です。セラピストの求人サイトを見てみると、サロンごとに勤務時間にも違いがあることが分かるでしょう。
そこで今回はセラピストの勤務時間や残業について、セラピストの種類ごとにご紹介していきます。「ボディセラピスト」「アロマセラピスト」「スパセラピスト」などに分けて、その現状に迫っていきます。
「ボディセラピスト」の勤務時間・残業
マッサージなどで体の全身をほぐすボディケアを行う「ボディセラピスト」。その主な仕事場の1つに「リラクゼーションサロン」があります。リラクゼーションサロンの勤務時間はまちまちですが、1日8時間・休憩1時間といった形が多いようです。リラクゼーションサロンは基本的にシフト制を採用しているため、セラピストの少ない小規模な店舗だと、基本的にシフトに融通が効かず、残業が発生する場合が多いとのこと。ただしほとんどの場合、残業手当がつくので、しっかり稼ぎたい人にはオススメかもしれません。逆に「自分の自由な時間を大切にしたい!」という人は、ある程度お店の規模が大きく、セラピストが沢山いる職場を選ぶと良いでしょう。
また、リラクゼーションサロンの基本的な営業スタイルは午前10時に開店し、午後9時に閉店するような形になりますが、お店によっては24時間空いているサロンもあります。そうしたサロンでは8時間ごとに担当を交代する「3交代制」を採用しているところが多く、朝早く出社する「昼勤」から「前夜勤」、そして「夜勤」とバトンタッチしていくことになります。さらに毎月一律で残業代が支払われる「一律残業手当」を採用しているサロンもあるようです。この場合はどんなに働いても「月に15時間分」と定められた額しか支払われないので、しっかり残業代を受け取りたい人は注意が必要です。
その他、整体師の職場として知られる「整体院」でもボディセラピストを採用しているところが多いですね。基本的に「整体院」はそもそもの営業時間が毎日10時から21時までと、規則正しく決まっていることが多く、その中から実働8時間のシフトを組んでいることがほとんど。あまり遅くまで残業で残るということは少ないようです。また、一般的に整体院は完全週休2日制なので、規則正しいスケージュールを重視する人にはオススメの職場と言えますね。
「アロマセラピスト」の勤務時間・残業
アロマセラピストの場合はサロンで働くだけでなく、アロマやハーブなどを販売する「アロマテラピーショップ」などで働くスタイルもあります。アロマテラピーショップの場合は駅の百貨店などの一角にお店を構えることが多いので、どんなに遅くてもデパートの閉店時間に合わせてお店を閉めなくてはいけません。また、休日も百貨店の営業日と合わせて規則正しくなるもの。お店によってはフルタイムで働く正社員でも、年間の休日が110日を超えているところがあり、サロンで働く場合と比べて時間的な余裕が多いようです。また、管理職も含めて女性が活躍している職場が多いので、産休などのお休みが取りやすく、女性が長く働くにはうってつけの現場だと言えます。
「スパセラピスト」の勤務時間・残業
温泉やマッサージを用いて施術するスパセラピストの職場である「スパ」の勤務時間はどうなっているのでしょうか。リラクゼーション施設であるスパは深夜まで営業している店舗が多く、そうしたところでは基本的に日勤と夜勤に分けてシフトが組まれているようです。具体例を出して説明すると、営業時間が「12:00~翌5:00」のスパでは日勤が「12:00~20:00」に働き、時間が来たら「20:00~翌5:00」までの夜勤の人に交代するといった形になります。残業時間が少なめと謳っている店舗も多いので、自分に合った働き方ができるところを探してみましょう。
画像出典:Hotel Punta Diamante / Aqua Spa.(from Flickr, CC BY 2.0)、Karl Cossio / Spa Accents(from Flickr, CC BY 2.0)、Nishimuraya Kinosaki Onsen / Relaxation Salon Fuka – Nishimuraya Hotel Shogetsutei (from Flickr, CC BY 2.0)
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