美容スペシャリストな自分になるために
アイリストに関連する資格の合格率
日本アイリスト協会が主催する、まつ毛エクステンション技能検定は、正しい技術と知識を兼ね備えたアイリストのみが取得できるライセンスで、このようなアイリストを育成していくことを目的とした技能検定です。
今回は、まつ毛エクステンション技能検定の試験内容や合格率についてご紹介します。
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まつ毛エクステンション技能検定1級とは
まつ毛エクステンション技能検定1級は、まつ毛エクステンションの全ての技能を習得した技術者を対象とした資格です。当資格の2級の保持者、美容学校の卒業生か在校生、美容師免許保持者などが受験資格に含まれます。
試験は筆記試験と実技試験の2種類で構成されており、それぞれ公式テキストに沿った内容で出題されます。テキスト範囲外からの問題も出題されますが、出題範囲については公式サイトにて公開されています。難易度の高い資格ではありますが、テキストに沿って知識を深めることで、合格率を上げることができますよ。
筆記試験の内容には、医学知識やサロン経営などの内容も含まれ、普段の業務以外にもしっかりと勉強して知識を深めておきましょう。
そして1級の合格基準は筆記試験と実技試験の両方で90点以上とされており、合格率は約30パーセントといわれている非常に難易度の高い検定試験です。
それゆえ、1級の資格を取得するメリットは大きく、お客様に安心と安全を提供できる証明となります。たくさんのお客様を獲得するためにも、武器としてぜひ取得を目指しましょう。
まずは2級から受験しましょう
以前はいきなり1級の試験を受けることも可能でしたが、現在は2級合格者が1級の受験資格を得られるシステムに変更になりました。よって、まずは2級の取得を目指しましょう。
また、実技試験においては、1級、2級ともに施術前に必要な道具を準備する「テーブルセッティング」があります。そして実際にエクステンションをつける実技試験、さらにエクステンションを外す実技試験が行われます。その中で2級と1級では審査する内容が異なっており、1級の方が試験時間は短くなっています。そのため、2級でしっかり結果を残せていれば、1級を取得することも不可能ではありません。まずは手順と技術の基礎を身につけてくださいね。
1級試験の合格率を上げるためにも、まずは2級の取得を目指し、実際にサロンなどで施術経験を積んでからの受験をおすすめします。特に実技試験に関しては、数をこなせばこなすほどスピードもアップし、自分のやり方が確立されていきます。サロンで技術研修を開き、検定のために技術サポートしてくれるところもありますよ。また、試験当日は減点対象にならないよう、道具の扱いや作業工程の基礎を固めひたすら練習するようにしましょう。
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