美容スペシャリストな自分になるために

更新:2017.05.29

作成:2017.05.18

美容師

美容師の接客技術について

美容師にとって、美容師テクニックと同じくらい接客技術というものは重要となります。接客態度が悪いせいでお客様が離れていくこともあれば、接客態度が良いからお客様がついてくれるということもあります。

お客様と仲良くしよう、話を弾ませようと思うがあまり、お客様に対して馴れ馴れしい態度をとってしまう美容師がいます。美容師にとっての接客技術の大切さや、馴れ馴れしい態度とはどのようなものか、簡単に説明していきます。是非、参考にしてみて下さい。

美容師にとって接客技術はとても重要

美容師は水商売と似ていると言われることがあります。その理由は、お客様とのコミュニケーションが非常に重要であるからです。ただコミュニケーションをとればいいというわけではありません。

普通の接客業と違い、髪をカットしたりセットしたりしながら、接客をしなければいけません。手と口を同時に動かさなければいけないのです。どちらも適当におざなりにしてはいけません。

さらに、美容師は会話が上手というイメージがあります。実際に、お客様の希望の髪型にするというのはもちろん、接客を通して良い気分にして帰してあげたいという気持ちもあります。

実際に美容師テクニックはとてもよかったけれど、接客が良くなかったからもうあそこの美容室には行きたくないという人もいます。逆の場合もあり、接客が良かったからその美容室にしか行かない、という人も居るくらいです。

良くない接客というのはどのような接客なのでしょうか?例としてあげられるのは、美容師がお客様に対して馴れ馴れしい態度をとってしまうことです。

長い髪の女性

 

フレンドリーと馴れ馴れしいは違う

ある程度会話を弾ませるために、話をふったり仲良く話したりすることは大切です。フレンドリーな態度で接することと、馴れ馴れしい態度で接することは違います。馴れ馴れしい態度は、例えばお客様の仕事のことや恋愛事情を突っ込んで聞いてしまったり、プライベートな事まで口を出してしまったり。

さらに女性のお客様にとっては、男性美容師からの執拗なボディータッチは嫌悪感や不快感を感じてしまいます。美容師だからお客様に触るのは当然と思うかもしれませんが、簡単なマッサージや体を触らなくてはいけない場合、一声かけるようにしましょう。

何十回も通ってくれる固定客で、お互い友達のように話をできるという場合もありますが、基本的には美容師とお客様という立場を忘れてはいけません。お客様と仲良くなったと思っているのは、自分だけの可能性があり、馴れ馴れしい態度は控えましょう。

仲良しの友達の髪を触る

Author:美プロ編集部

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